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No.453

わたしの隣人、人権はどこに

さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおりないため、入管施設に“収容されている人”は124人(2021年末)、一時的に身柄の拘束を解かれた“仮放免者”は5910人(2021)となっている。仮放免中は就労できず、健康保険がないので病気になれば医療費は全額自己負担。生活保護も受けられない。さらに、コロナ禍の影響で支え合っていた仲間からの支援も継続困難になり、外国人支援の市民団体の活動だけが頼りになっているという。
そこで、そんな隣人を支援する大澤優真さん(北関東医療相談会/つくろい東京ファンド)と、新島彩子さん(難民支援協会)に、現場の状況について聞いた。また、国際人権法を研究する藤田早苗さん(英国・エセックス大学)に「国際人権法からみた日本の入管収容問題」について聞いた。

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー エディ・レッドメイン
舞台劇から俳優としてのキャリアを築き、映像作品へのオファーが絶えないエディ・レッドメイン。スティーブン・ホーキング博士、世界で初めて性別適合手術を受けたとされる画家、多くの患者を殺害した連続殺人犯など、実在する人物を演じることも多い。彼がこれまでの出演作を振り返りながら、俳優と役をめぐる葛藤や課題を語りました。
リレーインタビュー・私の分岐点大島新 さん
『A』を観て、椅子から立てなかった。 会社を辞め、自ら作品を作り始めた

国際記事

オーストラリア。シニア世代のLGBTQI +が集う特別な舞踏会
同性愛が1997年まで違法とされていたオーストラリアで、シニア世代のLGBTQI +の人々に向けた舞踏会が年に一度、開催されています。かつては公に集まることの許されなかったコミュニティが集い、特別なひと時を楽しむ「カミング・バック・アウト・ボール」について、企画主催者のトリスタン・ミーチャムが語りました。
ドイツ。2025年から「子ども基礎保障」導入へ
世界第4位のGDPを誇るドイツで、未来を担う存在である子どもたちの5人に1人が貧困に近い状態で育っているといいます。そのため、2025年から従来の自動手当を拡大した「子ども基礎保障」の導入が検討されています。ドイツにおける支援のあり方について、ドイツ在住のジャーナリスト、見市知さんが検証します。
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

スズメ百態! 会話を聞くように“スズ目線”で撮影:中野さとるさん

連載記事

浜矩子の新ストリート・エコノミクス
愛なき少子化対策はゲーテの逆鱗に触れる
コミック マムアンちゃん
ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
幼なじみを思い出し、寂しくなります ☆ 肉巻きアスパラガス ☆
池内了の市民科学メガネ
生物世界のシンクロ現象
FROM EDITORIAL 編集後記

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