最新号・
バックナンバー
¥ 450
フェミニズムの来た道
2022年の日本のジェンダーギャップ指数は146ヵ国中116位、主要先進国では最下位である。今、世界の各地でフェミニズム・リブート(再起動)が起き、日本でも20~30代の若い女性たちが中心になって行動を起こしている。
「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想」だと言うのは、上野千鶴子さん(東京大学名誉教授/認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク〔WAN〕理事長)。世界の女性たちが女性差別に対して行動を起こし権利を獲得してきたフェミニズムの歴史を4つの波に俯瞰し論じる上野さんに、フェミニズムの歴史と女性学について聞いた。
また、これらフェミニズム史をたどる貴重な資料を収録する、WANサイト内の「ミニコミ図書館」館長の境磯乃さん、さらに「フラワーデモ」の呼びかけ人であり、フェミニズムを専門的に扱う出版社「エトセトラブックス」代表・松尾亜紀子さんに話を聞いた。
フェミニズムが切り開いてきた道を知りたい。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー ブランディ・カーライル
- 収束に向かう気配を見せつつも繰り返す、コロナ感染の波。困難な状況に苦戦する音楽業界で、けた外れの活躍を2022年に示したのが、米国を拠点とするシンガーソングライターのブランディ・カーライルです。ロックやカントリー、フォークといった多彩な楽曲を力強いメッセージとともに歌い上げるカーライルが、昨年を振り返りながら次世代のアーティストを支える重要性や23年の抱負を語りました。
- リレーインタビュー・私の分岐点奥貫薫さん
- 想像できる道より“初めて”が待つ道へ 中学3年で、本能的に分岐点を選んだ
国際記事
- カナダ“本格的ポートレート写真”という贈り物
- 写真家兼ジャーナリストのリック・コリンズは、貧困層をはじめ社会の中心から疎外された人々のポートレート写真を数十年にわたり撮り続けてきました。撮影に応じたモデルたちに現像した写真を届ける「Bringing Photography Home(写真を“ホーム”に)」プロジェクトの取り組みを語ります。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
国内記事
- 表現する人:福田理代さん
- 目指すのは、平面なのに立体的な切り絵
連載記事
- 原発ウォッチ
- 失われた規制庁の独立性
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- アホダノミクス男は鮒侍
- 雨宮処凛の活動日誌
- コロナ禍、3年目の年末年始
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 仲の良い友達が引っ越して憂うつ ☆ 金柑ハチミツと柚子ハチミツ ☆
- ウクライナ、ロシアの軍事侵攻から1年
- ロシアがウクライナを武力侵攻し、1年が経ちました。そこにあった平和な暮らしが一変し、国外へ避難した人は1700万人を超えたといいます。2022年4月にウクライナから大阪・豊中市に避難してきたニキータ・ショロムさんに話を聞きました。
- 読者のページ My Opinion
販売者に会いにゆく
スイス『サプライズ』 クローチェ - FROM EDITORIAL 編集後記
バックナンバー
バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください
『フラワーデモ 』に関連したバックナンバー
『香山リカ 』に関連したバックナンバー
484 号(8/1 発売)
日本の若者は人権マイノリティ
子どもの自殺者数は、2022年、23年の各年、500人を超え過去最多となりました。なぜ日本の子どもや若者たちの生きづらさが進んでいるのでしょうか?
2015年に「日本若者協議会」を立ち上げ、若者の声を...
472 号(2/1 発売)
マンガで、社会の問題を読む
文学作品に比べ、マンガは単なる暇つぶしと思われている節があります。
しかし、20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東...
406 号(5/1 発売)
コロナ禍で考えた“民主主義”
2020年3月11日、WHOの宣言以来1年余り、新型コロナのパンデミックは続く。市民はマスク・手洗い・三密回避を身につけ、ステイホーム・外出自粛などの呼びかけに進んで協力してきた。しかし、4月に入って...
『むかわ町 』に関連したバックナンバー
『穂別 』に関連したバックナンバー
『診療所 』に関連したバックナンバー
454 号(5/1 発売)
笑賛! へんな研究
堅苦しくなりがちな科学の話にユーモアを添えて書く五十嵐杏南さん。日英両言語で記事を書くサイエンスライターだ。これまで“まず人を笑わせ、その後考えさせる”イグノーベル賞を受けた科学者や、世界各地でその土...
451 号(3/15 発売)
装いサステナブル
私たちの装いは選択肢が豊かで自由になりました。安価な衣服が街にあふれ、流行にも縛られなくなったからです。反面、服の大量生産・大量廃棄は多大な温室効果ガスを排出するなど、地球環境に悪影響を与えています。...
『ウクライナ 』に関連したバックナンバー
452 号(4/1 発売)
非戦のリアル
昨年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻から始まった戦争。この時代にまさかこんな戦争が起きるのか!と衝撃を受けた人は多かったでしょう。
しかし戦争は1年を経た現在も継続し、ウクライナの市民はもとより...
442 号(11/1 発売)
幸せ呼ぶ、子育て支援
いま、日本の出生率は1・30(2021年)。これが最も低かったのは2005年の1・26。最高は団塊の世代が生まれた第1次ベビーブーム(1947~49年)の4・3~4・5だった。
子育て支援の役割は「次...
429 号(4/15 発売)
恐れない都市「フィアレス・シティ」
今、世界では1500以上の都市が、一度民営化された公共サービスを再び公営化させています。岸本聡子さん(トランスナショナル研究所)は「2010年以降、欧州の自治体では水道事業の『再公営化』が加速。エネル...
『浜矩子 』に関連したバックナンバー
453 号(4/15 発売)
わたしの隣人、人権はどこに
さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおり...
452 号(4/1 発売)
非戦のリアル
昨年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻から始まった戦争。この時代にまさかこんな戦争が起きるのか!と衝撃を受けた人は多かったでしょう。
しかし戦争は1年を経た現在も継続し、ウクライナの市民はもとより...
450 号(3/1 発売)
ふくしまの12年 わたしができることをする
福島第一原発の敷地内で、タンクに溜まり続ける、トリチウムなどを含んだ汚染水。
政府は今年春から夏頃に、この大量の汚染水を海洋放出する準備を着々と進めています。しかし、汚染水は今後も増え続け、薄めて海に...
『新ストリート・エコノミクス 』に関連したバックナンバー
450 号(3/1 発売)
ふくしまの12年 わたしができることをする
福島第一原発の敷地内で、タンクに溜まり続ける、トリチウムなどを含んだ汚染水。
政府は今年春から夏頃に、この大量の汚染水を海洋放出する準備を着々と進めています。しかし、汚染水は今後も増え続け、薄めて海に...
449 号(2/15 発売)
街にやってくる野生動物
“日本の野生動物は減っている”とあなたは考えていませんか?しかし、瀬戸内海を泳ぎ渡ったり、神戸の市街地にも現れるイノシシ。森の若木を食べ尽くすシカ。東京都内にもあたりまえに生息するハクビシンやアライグ...
447 号(1/15 発売)
南極と人類の未来
南極で失われる氷が主要因となって、21世紀末までに地球の海水準が2m近く上昇する可能性がある――。
2021年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した報告書は、世界に大きな衝撃を与えた。
...
『雨宮処凛 』に関連したバックナンバー
452 号(4/1 発売)
非戦のリアル
昨年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻から始まった戦争。この時代にまさかこんな戦争が起きるのか!と衝撃を受けた人は多かったでしょう。
しかし戦争は1年を経た現在も継続し、ウクライナの市民はもとより...
450 号(3/1 発売)
ふくしまの12年 わたしができることをする
福島第一原発の敷地内で、タンクに溜まり続ける、トリチウムなどを含んだ汚染水。
政府は今年春から夏頃に、この大量の汚染水を海洋放出する準備を着々と進めています。しかし、汚染水は今後も増え続け、薄めて海に...
442 号(11/1 発売)
幸せ呼ぶ、子育て支援
いま、日本の出生率は1・30(2021年)。これが最も低かったのは2005年の1・26。最高は団塊の世代が生まれた第1次ベビーブーム(1947~49年)の4・3~4・5だった。
子育て支援の役割は「次...
『コロナ禍 』に関連したバックナンバー
416 号(10/1 発売)
貧困緊急事態 ――コロナ禍の1年半に
1年半余のコロナ禍の中、貧困問題も極まってきている。
稲葉剛さん(つくろい東京ファンド代表理事)は、自宅を失くした人などへの緊急支援をしながら、多くの支援団体とともに、国や自治体へ住居確保給付金や生活...
406 号(5/1 発売)
コロナ禍で考えた“民主主義”
2020年3月11日、WHOの宣言以来1年余り、新型コロナのパンデミックは続く。市民はマスク・手洗い・三密回避を身につけ、ステイホーム・外出自粛などの呼びかけに進んで協力してきた。しかし、4月に入って...
『原発 』に関連したバックナンバー
『人生相談 』に関連したバックナンバー
453 号(4/15 発売)
わたしの隣人、人権はどこに
さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおり...
447 号(1/15 発売)
南極と人類の未来
南極で失われる氷が主要因となって、21世紀末までに地球の海水準が2m近く上昇する可能性がある――。
2021年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した報告書は、世界に大きな衝撃を与えた。
...
443 号(11/15 発売)
音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング
“動画”万能の時、本当の思い出は“音”で残したいという人がいます。
その行為は「フィールド・レコーディング」とも呼ばれ、単純にはスタジオ以外の場所で音や音楽を録音することを意味しています。音には、写真...
『枝元なほみ 』に関連したバックナンバー
453 号(4/15 発売)
わたしの隣人、人権はどこに
さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおり...
447 号(1/15 発売)
南極と人類の未来
南極で失われる氷が主要因となって、21世紀末までに地球の海水準が2m近く上昇する可能性がある――。
2021年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した報告書は、世界に大きな衝撃を与えた。
...
443 号(11/15 発売)
音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング
“動画”万能の時、本当の思い出は“音”で残したいという人がいます。
その行為は「フィールド・レコーディング」とも呼ばれ、単純にはスタジオ以外の場所で音や音楽を録音することを意味しています。音には、写真...
Webマガジン
バックナンバー記事が読める!
イベントレポートも充実!