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No.454

笑賛! へんな研究

堅苦しくなりがちな科学の話にユーモアを添えて書く五十嵐杏南さん。日英両言語で記事を書くサイエンスライターだ。これまで“まず人を笑わせ、その後考えさせる”イグノーベル賞を受けた科学者や、世界各地でその土地ならではの産業や問題に取り組む研究者を好んでインタビューしてきた。そんな五十嵐さんに、風がわりで真摯かつユニークな研究と、情熱的な研究者たちの話を聞いた。
そのうちの一つ、日本の「忍者・忍術研究」はかつて伊賀忍者の活躍した地域で、2012年より三重大学国際忍者研究センターが始めたものだ。口伝、家伝の忍者像、三重大学が研究するならと史料も集まり出し、研究が進みつつある。それは、どんな研究? 山田雄司さん(同センター副センター長)に、昨年から同大学院で忍者学研究を始めた四代目・玉田玉秀斎さん(講談師)がインタビュー。
ノーベル賞をこえる、“へん”な研究の広がりと深さ、その自由な魂、あなたに届けます。

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー ケイト・ブランシェット
ケイト・ブランシェットの最新出演作『TAR/ター』は、物語でありながら、登場する人物が口にする音楽家や演奏団体は実在の名称が使われ、クラシック音楽の裏側が生々しく描かれます。ブランシェットが行った役作りも尋常ではありません。指揮者・ターを演じるために、ドイツ語とアメリカ英語をマスターし、ピアノと指揮をプロフェッショナルから学び、すべての演奏シーンを自身で演じました。「ターは権威ある地位についている人特有の不可解さがある。それをどう表現するのかがカギとなった」と語る、ブランシェットへのインタビューです。
リレーインタビュー・私の分岐点プチ鹿島さん
好きを突き詰めて、新しい道が開かれた “当事者”だからこそ政治もネタにする

国際記事

スウェーデン「KRIS」。元受刑者たちの居場所づくり
1997年の設立以来、スウェーデンで元犯罪者や元受刑者、薬物依存症者の社会復帰支援に取り組んできた非営利組織「KRIS」。現在2000人ほどの元受刑者らメンバーは再発防止や薬物依存からの脱却を目指し、互いに日々の生活を支えあって過ごしています。人生の再出発には何が必要なのか?メンバーたちが語りました。
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

民族音楽は身近でフラット、聴く人も一緒に楽しむ:ロビン・ロイドさん
むかわ町穂別診療所の四季・春:香山リカさん

連載記事

原発ウォッチ!
2年ぶり、福島第一原発を見学した
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資格試験、不合格が続きます ☆ ジャコ・ナッツ&チップス ☆
コロナ“第8波”は、なぜ最多の犠牲者を生んだのか?
FROM EDITORIAL 編集後記

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