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No.406

コロナ禍で考えた“民主主義”

2020年3月11日、WHOの宣言以来1年余り、新型コロナのパンデミックは続く。市民はマスク・手洗い・三密回避を身につけ、ステイホーム・外出自粛などの呼びかけに進んで協力してきた。しかし、4月に入って、減らない感染者を抑えるため「まん延防止等重点措置」を適用したにもかかわらず感染爆発、3度目の緊急事態宣言が出された。この間の感染者は約54万人、死者約9700人、行政は市民への外出“自粛”と見回りという“監視”をくり返しているだけのようだ。
そこで、日本の社会について深く考える7人の方に、コロナ禍で「民主主義について考えたこと」の執筆をお願いした。移動・集まる・対話の自由、声を上げる過程での平等、国民vsピープル、じんわりした社会参加、子どもたちの学ぶ権利、言葉への信頼回復、個人主義と対話の尊重などの提案がなされた。
コロナ禍の収束を見通せないなか、これをヒントに私たちの“民主主義”に生かしていく方途を考えてみたい。

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー 柳楽優弥&田中泯
世界にその名を轟かせる画家・葛飾北斎。彼はいったいどのような時代を生き、そして何を描こうとしたのでしょうか。映画『HOKUSAI』で、稀代の絵師の青年期を演じた柳楽優弥と、老年期を演じた田中泯の二人が、北斎の描こうとした“自由への思い”を語ります。
リレーインタビュー・私の分岐点高橋久美子さん
半径200mにもできることはある。視点が変わる時がターニングポイント

国際記事

「気候危機で問題なのは人間の存在でなく行動」グレタ・トゥーンベリ
スウェーデンで成人となる18歳の誕生日を、グレタ・トゥーンベリが迎えました。コロナ禍で大規模デモは難しいですが、トゥーンベリが始めた気候危機を訴える運動「FridaysForFuture」はSNSなどを通じて世界各国で続けられています。学校ストライキと怒りのスピーチから2年あまり。自身のこと、大学進学や現在の心境について語ります。
コロナ禍で世界に浸透「コミュニティ・フリッジ」
街中に設置され、誰でも食べものを寄付したり受け取ることができる“地域の冷蔵庫”が各国で広がっています。4人に1人が日々の食料に困っているという米国デンバーで、地元ストリート誌が取材しました。
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

森の案内人:三浦豊
春から初夏の森。木々が1年の方針を決める

連載記事

原発ウォッチ
東海第二発電所に運転差し止め判決
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
GDP成長率は前年同期比と前期比違いにご用心
雨宮処凛の活動日誌
女性のための相談会に122件の相談
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
一つのことが長続きしません☆ほたるイカのにんにく炒め☆

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