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コロナ禍で、世界の路上は
新型コロナウイルスの感染拡大の中、世界各国で「#STAY HOME」「#私は家にいます」といったキャンペーンが広まった。しかし、この言葉が目を塞いでいるのは “家をもたない人”たちだ。いま、どの国でも、最も困難を抱えた人たちが耐え難い影響を受けている状況で世界のストリートペーパーの販売者はどのように過ごしているのだろうか?
雑誌の路上販売を中止した国、都市封鎖解除とともに再開した国、感染対策を取った上で継続している国など、全10ヵ国からレポートが届いた。
英国 今後、私たちはこれまで以上に必要とされる
イタリア ホームレス5万人、家の「外」で罰金も
ブラジル これから冬、路上販売再開は10 月以降
南アフリカ SNSで訴えた窮状。多くの人が寄付で支援
台湾 人に優しくすると、心は希望で満たされる
米国 販売者も“メディアの一員”、州法で販売継続許可
スウェーデン 非常時、街ゆく人が気にかけてくれた
ドイツ 「正規雇用」の仕組み機能。政府は保証金支給へ
韓国 販売者、雑誌とともに「一輪の花」を渡す
日本 緊急通販に約1 万人が参加。利益を販売者に還元
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー アダム・ランバート
- アダム・ランバートという名を世界に知らしめたのは、故フレディ・マーキュリーに代わる「クイーン」のボーカリストとしての活動でしょう。しかし最新のソロアルバム『Velvet』は“アダム・ランバートそのもの”を体現した作品だといいます。同性愛者を公言し、音楽界のみならず社会に変化をもたらしてきたランバートの素顔に迫ります。
- リレーインタビュー・私の分岐点津村記久子さん
- 2005年「マンイーター」(単行本は改題し『君は永遠にそいつらより若い』)で太宰治賞を受賞しデビュー。09年『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞するなど、作家として活躍を続ける津村記久子さん。津村さんの人生の分岐点は23歳の時、勤めていた会社を辞め、ボロボロになって出かけた若年層向けの職業カウンセリングで、カウンセラーさんから言われた一言がきっかけになったと語ります。「この瞬間から人生がだいぶマシになりました」とまで津村さんを勇気づけた、その一言とは?
国際記事
- WORLD STREET NEWS 世界短信
連載記事
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- 何のための念のため?
- コミック マムアンちゃん
- ウィスット・ポンニミット
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- ☆ スペアリブと豆の煮込み ☆
今回のお悩み相談は、40代の女性(会社員)の方から。「ご近所にブラジル人のご一家が引っ越してきました。ご近所で国際交流ができると思うと楽しみなのですが、なかなか共通点がないので話しかけづらいのです。どのように話しかけたらいいでしょうか」。これに販売者さんは「もしご近所に気軽に話せる人がいたら、毎日がちょっと楽しくなりそう。まずは挨拶から始めてみてはどうですか?」と、具体例を織り交ぜてきっかけづくりを一緒に考案。枝元なほみさんからも「食べ物の話はいいですよ!」とブラジル料理によく使われる豆のレシピをご紹介。 - ビッグイシューアイ 新型コロナ、やがて季節かぜのようになって定着か 髙田礼人さん
- ヒトの遺伝情報の8%はウイルスに由来するといいます。私たちにとって身近な存在のウイルスとは何者なのでしょうか? 中でも新型コロナウイルスはどんな存在で、この先どうなるのでしょうか? 人獣共通感染症のウイルスと20年以上向き合ってきた髙田礼人さん(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授)に聞きました。
- 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ
- アリの体内歩数計
- 読者のページ My Opinion
販売者に会いにゆく
ドイツ『ヒンツ&クンスト』ペーターゼン
FROM EDITORIAL 編集後記
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2020年春のパンデミック宣言から1年近くなります。誰もが一日も早い収束を望みながら、その気配はありません。コロナが好む冬に入り、再度、また3度の都市封鎖や自粛要請も世界各地で続きます。ワクチン接種が...

395 号(11/15 発売)
感染症と共生する未来
「感染症の教科書を閉じる時がきた」と、ヒトが宣言をした時もあった。ペニシリンの開発、ポリオワクチンの成功、天然痘根絶の達成を目前にした1969年のことだ。しかし新型コロナ感染症が世界を揺るがす今、私た...

389 号(8/15 発売)
コロナ禍を生きのびる
今、人々は生きる苦しさを強いられている。 解雇や派遣切りで“家”を失う人、休業手当のない非正規雇用者、パートの低賃金の仕事をも失う女性、仕事が激減したフリーランスや自営業者など、休業すれば生きていけず...
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402 号(3/1 発売)
ふくしま、10年という時間
2011年の福島第一原発事故から10年の月日が経ちました。いま、福島はどのような状況にあるのでしょうか。そして福島にかかわる人々は、どのような思いでこの10年を生きてきたのでしょうか。
今年も福島在住...

389 号(8/15 発売)
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378 号(3/1 発売)
10年目のふくしま 見えるものと見えないもの
東日本大震災と東京電力の福島第一原発事故の影響で、一時、東京の日暮里駅から宮城県の岩沼駅までJR常磐線は全線不通になりました。翌日から徐々に再開しましたが、福島第一原発から10km圏内の富岡駅から浪江...
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