最新号・
バックナンバー

¥ 350
鳥――ようこそ街へ!
人第一優先の都市は、野生の生物にとって棲みにくい環境だろう。
ところが近年、東京などの街中には、これまで自然度の高い環境に棲んでいた鳥たちが生息し増えているという。たとえば、60年代末にまず、ヒヨドリが繁殖をはじめ、キツツキの仲間のコゲラや“幻の鳥”カワセミ……が、さらに、チョウゲンボウやツミ、オオタカなどの猛禽類も市街地に進入してきたという。
いったい鳥たちに何が起こっているのだろうか?
川内博さん(都市鳥研究会代表)は、都市に進出する鳥を「都市鳥」と名づけ、鳥たちは「しかたなく棲んでいるのではなく、好んで暮らしているのではないだろうかと思われる事実が次々と出てきた」と言う。
川内博さんに、「都市鳥」の生き方と暮らしについて、お聞きしたい。そして、都市は生活しにくいと考えているあなた。ともに、身近に見られる「都市鳥」に親しみ、街の自然や私たちの暮らし、生き方を見直してみませんか。
“都市鳥”は人間が造る環境に適応、
人の心や社会の動きも反映
川内博さんに聞く
あなたも見られる野生の鳥たち!
都市鳥ベスト5
ジェームズ・ボーエン×東京のビッグイシュー販売者 ボブが私をただの「ホームレス」から、一人の人間にしてくれた
現在公開中の映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のために、英国から原作者のジェームズさんとボブが来日! 東京のビッグイシュー事務所を訪問し、3人の販売者との座談会が実現しました。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー 創刊14周年スペシャル記念インタビュー浜矩子さん
- 阻止できるか? 経済ファシズム
- リレーインタビュー・私の分岐点鎌田 安里紗さん
- ショックだった”南北格差”の現実。モデル、国際協力、チャリティ活動、心から納得できる行動で社会を変えたい
国際記事
- 映画『ダンケルク』――違う時代の出来事と片づけるわけにはいかない
- 第二次世界大戦の末期、ヨーロッパ大陸でドイツに大敗を喫した連合軍は、フランス北部の港町ダンケルクに追い詰められます。奇跡の撤退作戦「ダンケルクの闘い」が、英国そして世界に何をもたらしたのか、映画の制作スタッフやキャストたちが語ります。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- ノルウェー、雑誌『=Oslo』による新しいカフェがオープン
南スーダン「もううんざりだ」平和を訴えるアーティストたち
国内記事
- ワンダフルライフ:田んぼと猟を始め4年、今なら何があっても生きていける――畠山千春さん
- 完全でなくても、少しは食やエネルギー、仕事を自給したい。そんな思いで里山の古民家でシェアメイトたちと暮らす畠山さん。生活費は1万円という現在の暮らしについて聞きました。
連載記事
- 原発ウオッチ!
- 今年7月7日、国連で「核兵器禁止条約」が加盟国の3分の2の賛成で採択されましたが、その中に日本は含まれていませんでした。アジアでは今、核廃絶と同時に脱原発の機運も高まっています。中国、台湾、韓国の動きを伴さんがレポートします。
- 雨宮処凛の活動日誌
- ―― 税金の分配をくつろいで学ぶ、税金カフェ
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 情熱を注ぎたいことが見つからない ☆沢庵漬け定食☆
- 読者のページ My Opinion
今月の人
吉富卓爾さん
この雑誌を売っていると、自分は生きているぞ!という証明になる気がする
FROM EDITORIAL 編集後記
バックナンバー
バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください
『周年 』に関連したバックナンバー

344 号(10/1 発売)
誰もがパーソナリティ ネットラジオ「ゆめのたね放送局」
“人生のどん底の過ごし方”をも語る。
2015年6月、大阪の門真市で「人を応援するラジオ」をコンセプトに、「ゆめのたね放送局」をスタートさせた岡田尚起さんと佐藤大輔さん。二人は「生身の人間の息遣いがリ...

343 号(9/15 発売)
セルフ・マーケットのはじめ方
人は物を交換するためマーケット(※)を開き、それが町の始まりとなった。開かれた広場や交差点などの路上は町の中心になっていった。
たとえば、英国では今も身近で日常的な居場所としてマーケットはスーパーより...

342 号(9/1 発売)
15周年記念特集 「ホーム」をめぐる7つのショートストーリー
“ホーム”には、家、家族、故郷、故国、住処、居場所、隠れ場所、収容施設、乗降場、発祥地、本場、本拠地、陣地……など無数ともいえる意味があります。ビッグイシューは15年間、仕事とビッグイシューの“ホーム...
『鳥 』に関連したバックナンバー
『動物 』に関連したバックナンバー

377 号(2/15 発売)
考える動物たち
ヒトは他の動物より優越した存在だろうか? 実際には、紫外線が見える昆虫や鳥類、光の振動方向が見えるハトやミツバチ、においの感受性が高く超音波も聞き取れるイヌなど、多彩な能力をもつ。イヌやネコを飼ってい...

322 号(11/1 発売)
マンモス絶滅と気候変動
今、地球温暖化によって、シベリアやアラスカなどで2万年前から凍っていた永久凍土(※)の融解が急速に進む。
そのため、およそ1万年前に絶滅したマンモスがかつて闊歩していた極北シベリアなどで、牙や骨の発見...
Webマガジン
バックナンバー記事が読める!
イベントレポートも充実!
