数字と年表で振り返る20年のあゆみ

できごと
2002 1 NPO法人シチズンワークス(事務局長・水越洋子)「ホームレス問題研究講」開催、報告書「ホームレスと市民」発行。
8 水越洋子(現『ビッグイシュー日本版』編集長、共同代表)、雑誌『Pen』のソーシャル・アントレプレナー特集でビッグイシューを知る。
9 水越洋子、グラスゴーで『ビッグイシュー・スコットランド』創設者メル・ヤング氏と会い日本版発行を約束。
10 佐野章二、水越洋子、佐野未来「ビッグイシュー関西発行準備会」発足。
11 佐野未来、ロンドンで『ビッグイシュー』創設者ジョン・バード氏から「THE BIG ISSUE」名称使用許可をもらう。
2003 2 厚生労働省「ホームレスの実態に関する全国調査」実施。
目視による調査で25,296人が路上生活者として確認される。大阪市最多の6,603人、2番目の東京都23区は5,927人。
5 「有限会社ビッグイシュー日本」設立。
ジョン・バード氏来日。『ビッグイシュー日本版』で創刊することに決定。
8 NPO法人釜ヶ崎支援機構」の協力のもと、ホームレス状態の方に『ビッグイシュー日本版』販売の説明会実施。
9 ジョン・バード氏、創刊の応援のため再度来日。
『ビッグイシュー日本版』創刊(販売者19名と販売開始。定価200円、うち110円が販売者の利益に)。
11 「ビッグイシュー京都サポーター」とともに京都での販売スタート。
12 東京でテスト販売。
2004 1 ビッグイシュー日本東京事務所オープン、東京での販売スタート。
7 第2回ホームレスワールドカップ(スウェーデン大会)に販売者から8名が出場。
9 月1回発行から月2回発行に。
10 「木曜パトロール市民の会」とともに横浜での販売スタート。
12 『ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦』(櫛田佳代著・ビーケイシー)発行。
2005 1 市民有志とともに立川での販売スタート。
6 「NPO法人オクトパスの会」とともに青森での販売スタート。(現在は販売をしていません)
7 「仙台ビッグイシューソサイエティ」とともに仙台での販売スタート。
8 「川崎水曜パトロールの会」とともに川崎での販売スタート。
2006 4 市民有志とともに広島での販売スタート。(現在は販売をしていません)
ビッグイシュー名古屋ネット」とともに、名古屋での販売スタート。
5 『ビッグイシュー日本版』50号発行。
9 市民有志とともに茅ヶ崎での販売スタート。(現在は販売をしていません)
12 「大阪ホームレスビッグバンド(OHBB)」活動開始。
2007 1 コンテンポラリーダンス・プロジェクト「新人H ソケリッサ!」活動開始。
5 「ビッグイシュー福岡サポーターズ」とともに福岡での販売スタート。(現在休止中です)
7 東京ホームレス会議」開催。
9 創刊4周年ジョン・バード氏来日。
NPO法人ビッグイシュー基金」設立(2012年7月認定NPO法人に)。
ビッグイシューさっぽろ」とともに札幌での販売スタート。
10 『ビッグイシュー日本版』81号から価格を300円に改定。販売者利益は160円に。
12 札幌市の協力を得て、地下鉄コンコースに特設販売ブース設置(冬期限定)。
「びよんどネット」とともに三鷹での販売スタート。
2008 2 ビッグイシューくまもとチーム」とともに熊本での販売スタート。
7 リーマンショック
2008年7月から2010年7月にかけてビッグイシュー販売者(東京)の平均年齢が56歳から45歳へと下がる。
8 『ビッグイシュー日本版』100号発行。
9 創刊5周年記念集会「若者と日本社会の未来を考える」を開催。
第1回ビッグイシュー全国ネットワーク会議開催。
10 ビッグイシューかごしまサポーターズ」とともに鹿児島での販売スタート。(現在休止中です)
12 人気コラム「ホームレス人生相談」と悩みに効くレシピを収録した単行本『世界一あたたかい人生相談―幸せの人生レシピ』(枝元なほみ著)発行。
2009 5 ビッグイシュー販売者による写真展「大阪、路上の風景」開催。
販売者の写真集『STREET PEOPLE―路上を生きる85人』(高松英昭著・太郎次郎社エディタス)発行。
12 「カトリック金沢教会・平和の会(2017年より真宗大谷派 聞善寺)」とともに金沢での販売スタート。(現在休止中です)
2010 1 共同代表・佐野章二、内閣府「新しい公共」円卓会議の委員に選出。
4 市民有志とともに埼玉での販売スタート。(現在は販売をしていません)
5 「路上文学賞」創設。第一回目受賞作発表。
6 「ビッグイシュー千葉サポーターズ」とともに千葉での販売スタート。(現在は販売をしていません)
9 『ビッグイシュー日本版』創刊7周年&NPO法人ビッグイシュー基金3周年記念イベント「THE BIG ISSUE WEEK IN TOKYO」を開催。
10 大阪「西梅田」駅構内に常設店舗オープン。(大阪市交通局協力)
12 販売者とその仲間が書き溜めた川柳をまとめた単行本『路上のうた―ホームレス川柳』(大濠藤太著、沢野健草著)発行。
2011 3 『ルポ若者ホームレス』(飯島裕子著、ビッグイシュー基金編・ちくま新書)発行。
3 東日本大震災
9 東京メトロの協力を得て「国会議事堂駅」前で特設販売ブース設置(2011年12月末まで)。
12 札幌市の協力を得て、地下歩行空間での販売開始(常設店舗)。
第1回日韓ビッグイシューフォーラム開催。
2012 7 NPO法人ビッグイシュー基金が認定NPO法人に。
9 ビッグイシュー・オンライン」開設。
11 『ビッグイシュー日本版』創刊9周年&NPO法人ビッグイシュー基金5周年・認定取得記念イベント「いま、ホームレス問題を問い直す~誰もが包摂される社会へ」を開催。
12 人気連載「自閉症の僕が生きていく風景」を再編集した単行本『風になる』(東田直樹著)発行。
2013 5 NPO法人岡山きずな」とともに岡山での販売スタート。
6 社会を変える仕事をしよう ―ビッグイシュー 10年続けてわかった大事なこと』(佐野章二著・日本実業出版社)発行。
(2017年8月に『社会を変える仕事をしようーホームレスに10億円をもたらした企業の13年』としてkindle版電子書籍を発行。)
7 販売サポートスタッフと東西の販売者でオンラインでの合同会議を重ねて検討した「販売の心得」ができあがる。
9 創刊10周年&NPO法人ビッグイシュー基金6周年記念イベント
「社会的な排除&包摂に取り組むビッグイシューのいま、これから 『すべての人に居場所と出番のある社会』を考える」「社会をかえる仕事をしよう~社会的起業を通して見えてきたこと」など開催。
10 NPO法人ビッグイシュー基金『住宅政策提案書』発行。
2014 4 消費税率が8%に。
雑誌価格を350円に改定。販売者の利益は180円に。
6 ホームレス・ワールドカップ日本代表の あきらめない力』(蛭間芳樹著・PHP研究所)発行。
8 NPO法人ビッグイシュー基金「ステップハウス」事業を開始。
9 創刊11周年イベント・東田直樹さん、東田美紀さん講演会開催。
12 NPO法人ビッグイシュー基金『若者の住宅問題』-住宅政策提案書[調査編]発行。
2015 2 NPO法人ビッグイシュー基金『若者政策提案書』の発行と、シンポジウムの開催。
7 第1回ダイバーシティカップの開催。
仙台ビッグイシューソサイエティ・販売開始10周年記念イベント開催。
9 東田直樹著『風になる ー自閉症の僕が生きていく風景(増補版)』発行。
9 販売者のいない市区町村でも読んでいただけるよう「定期購読制度」を開始。
10 NPO法人ビッグイシュー基金『
疑似カジノ化している日本:ギャンブル依存症はどういうかたちの社会問題か?』の発行。
12 東田直樹・山登敬之共著『社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景(往復書簡・対話編)』発行。
2016 4 ビッグイシュー名古屋ネット 10周年記念イベント開催。
8 13周年記念イベント「一夜のホームレス体験会」。
NPO法人ビッグイシュー基金『ギャンブル依存症からの生還―回復者12人の記録』の発行。
9 連載「世界の当事者になる」をまとめた『生きづらい世を生き抜く作法』(雨宮処凛著・あけび書房)発行。
12 全国各地のお店などで委託販売をしていただく<ショップ販売>がスタート。
2017 3 ビッグイシュー基金が大阪府より認定NPO法人に認定を受ける。
9 ビッグイシューさっぽろ、活動開始10周年記念パーティーを開催。
10 路上脱出・生活SOSガイド 大阪編』の発行。
2018 4 15周年イベント「小さき者が力を得る時代へ〜仮想通貨技術の台頭で変わる社会貢献のこれから〜」を開催。
8 15周年コラボTシャツ「ビッグイシュー×マムアンちゃん×People Tree」発売。
12 15周年イベント「とことん語ろうベーシック・インカム!~AI時代の仕事創造の土台になるか?~」開催。
クッキングと人生相談―悩みこそ究極のスパイス』(枝元なほみ・ビッグイシュー販売者著)発行。
NPO法人ビッグイシュー基金「大阪市におけるホームレスの人々のギャンブル障害に関する疫学研究」の実施。
2019 2 第1回INSPアジア・パシフィック・ネットワーク会議を大阪で開催。
5 東京事務所移転。
10 消費税率が10%に。
軽減税率が導入。
12 NPO法人ビッグイシュー基金『ホームレス状態とギャンブル障害―121人のヒアリングから』の発行。
2020 3 ダイバーシティサッカー協会がNPO法人となる。
「新人Hソケリッサ!」の映画「ダンシングホームレス」の公開。
3 WHO、新型コロナウイルスのパンデミック表明。
4月、日本政府が一回目の緊急事態宣言発令。
4 雑誌価格を450円に改定。販売者の利益は230円に。
コロナ緊急3カ月通信販売を開始–2022年10月まで。
「定期購読制度」を全国に展開。
8 NPO法人ビッグイシュー基金「おうちをあなたに―コロナ困窮者の住宅確保応援プロジェクト」の開始。
10 夜のパン屋さん」がグランドオープン。
2021 2 「ビッグイシューオリジナル・トートバッグ」発売。(ソールドアウト)
12 「ビッグイシュー・トートバッグ with フェアトレード」発売。(ソールドアウト)
2022 10 販売者応援3カ月通信販売制度スタート。
熊本でのビッグイシュー販売再開10周年記念イベント『貧困をなくす活動のこれまでとこれから~全国と熊本の現場から~』開催。
11 ビッグイシューさっぽろ15周年イベント開催。「夜のパン屋さん★札幌」(月1回)スタート。
12 人気連載をまとめた愛蔵版単行本『ビッグ マムアンちゃん』発行。
2023 6 マムアンちゃんポストカードセット発売。
8 創刊20周年感謝イベント「川辺の風待ち音楽ナイト~あなたと楽しむ“ギブ&ギブ”」開催。
9 創刊20周年記念号発行。
各種イベントを予定。