『風になる(増補版)』

言いたかった最初の言葉は、「ごめんなさい」と「ありがとう」—。

通常の会話はほとんどできないという重度の自閉症者である作家・東田直樹さん。二十歳になるまでの2年間、雑誌ビッグイシューに連載したエッセイをまとめた一冊です。

文字盤で思いを伝えられるようになるまでや、家族と日々のこと、自分にとっての自閉症、ありのままの自分を生きる術。自閉症として生きるなかで見えている風景を綴ります。

演出家・宮本亜門さんとの対談も収録。2012年刊の増補版。初版は身近な人へのプレゼントとしてお求めになる方も多かった1冊です。ぜひお買い求めください。

連載60回分 / 宮本亜門さんとの対談(190号)収録。四六判、ソフトカバー、192ページ
定価1600円(税込)
※路上で販売者から購入いただくと、定価の半分以上の800円が販売者の収入になります。

著者紹介

東田直樹(ひがしだ・なおき)

1992年、千葉県生まれ。作家。重度の自閉症を持つが、パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助なしでのコミュニケーションが可能。小学校5年生までは授業中も母に付き添われて、普通学級に在籍。小学校6年生から中学3年生までは、養護学校で学ぶ。その後、2011年3月アットマーク国際高等学校(通信制)卒業。
2014年8月に出演したNHK特集番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」は、文化庁芸術祭 テレビ・ドキュメンタリー部門で大賞を受賞。
角川学芸出版、エスコアー ル、ビッグイシュー日本、イースト・プレス、小学館、朝日新聞社、交通新聞社より、童話、詩、絵本を20冊出版。
東田直樹オフィシャルサイト / →東田直樹オフィシャルブログ

 

目次より

Ⅰ 風になり、花や木の声を聴く ― 僕のこと
人との違い知った幼稚園/僕は風になり、花や木の声を聞いた/ひとすじの光、無我夢中でできた筆談/文字盤を指すことで、思いを伝えられるようになった/いつも初対面、名札で記憶するクラスメイト/記憶の中の自分が幸せであってほしい 他

Ⅱ 記憶は点、僕に明日はない — 僕と自閉症
記憶が線にならず、明日を想像できない/数字や自然は居心地のいい僕の友達/奇声。声はコントロールできない/ラジオ体操で手足の存在を自覚できるようになった/走るのは楽しいこと、競争じゃないと思っていた 他

Ⅲ 色そのものになって塗る ― 僕と表現
僕は脳の決めたルールに逆らえない/パニック。そうせざるを得ないほど苦しい僕の心/本は友人だから、同じ本を読みたい/文字は書けたのに、絵を描く意味がわからない/僕は経験や印象を絵に描けない 他

Ⅳ 受け取った幸せをみんなに返したい ― 生きる理由
障害者と一緒の時は、自然体でいてほしい/尋ねてほしい。見た目の行動から決めつけないで/人の役に立てないと、助けられてもうれしいとは思えない/人から「好き」と言われることも希望/自分自身へのやさしさは、自分を肯定する力の源/つらいのは、受け取っている幸せをみんなに返せないこと/なぜ、生きるのか? 存在理由を知りたい 他

Ⅴ 地球上に存在する命に感謝 ― 生きていく僕
人の気持ち以上に、自分の気持ちを大事にすることが大切/勇気をもてるのは、人のやさしさを信じられるから/別れを乗り越える力は、新たな出会いを生むきっかけ/春は待ちわびるものではなく、自分から探すもの 他

対談 宮本亜門×東田直樹
人はだれかに必要とされて幸せになる
あとがき

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