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No.380

気候危機に

夏の猛暑、台風や豪雨による甚大な被害など、頻発する異常気象にはどうやら地球温暖化の影響もあるらしい。『IPCC第五次評価報告書』(※)はすでに「温暖化には疑う余地がない」と発表。
2018年8月、スウェーデン。15歳のグレタ・トゥーンベリさんはひとり国会前に2週間座り込んで「気候のための学校ストライキ」を行った。これに賛同した若い人たちがFFF(未来のための金曜日)の運動を世界各地で広げている。
トゥーンベリさん、そして日本の若い人たちの活動を紹介。また、江守正多さん(国立環境研究所)に、「異常気象と地球温暖化との関係、地球温暖化の今と近未来、私たちができること」を聞いた。
気候危機に向き合い、未来に備える一歩を踏み出したい。
※ 国連気候変動に関する政府間パネルによる報告書(2013)

若者がもたらした“希望”の連鎖反応
「Fridays For Future」「グローバル気候マーチ」

2050年、CO2排出を実質ゼロに
地球温暖化対策を「生活の質を高めるもの」にしたい
江守正多さん

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー グレタ・トゥーンベリ
気候変動から「気候危機」へと呼び名を変え、世界の全世代に“緊急事態”を伝えてきたグレタ・トゥーンベリ。容赦ない鋭いスピーチで、これまで耳を塞いでいた大人たちを覚醒させてきました。今年もノーベル平和賞候補に選出された17歳の軌跡を追います。
リレーインタビュー・私の分岐点やついいちろうさん
97年、お笑いコンビ「エレキコミック」を結成。NHK新人演芸大賞などを受賞する一方、お笑い界一“音楽業界に顔の広い芸人”と言われ、音楽イベントのDJとしても活躍する、やついいちろうさん。「1ヵ月に1回は海外旅行に行く」という旅行好きであり、世界中の人々と交流するなか「僕は人間が好きだし、つまらない人間なんて存在しない」という、自身の哲学や人生の分岐点について語ります。

国際記事

ドイツ 薬物依存。“回復の機会”をつくる農場
薬物依存症に苦しむ人々に農業を中心としたさまざまな仕事を提供することで、依存症からの回復を手助けするドイツの「フレッケンビュール農場」。自身も当事者の一人であるロルフ・シュテルクが、このユニークな回復施設について語りました。
オーストリア おばあちゃんたち、投票を呼びかける!
監督インタビュー  『最高の花婿 アンコール』フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

本の世界―「シェア本屋」。明日からあなたも本屋!
今号からはじまる新連載「本の世界」は「森羅万象を表す本たち。世界へのさまざまな扉を開けたい」をテーマに、書籍をめぐる奥深い世界をご紹介していきます。 記念すべき第1回目は「シェア本屋」。りんご箱ほどの大きさの本箱に、各々の出品者が思い思いにセレクトした本を詰めこんで、誰もが“一箱”本屋の店主として本を販売できるお店です。その中で今回は、大阪の「みつばち古書部」、千葉の「せんぱくBookbase」をインタビュー。シェア本屋の魅力に迫りました。

連載記事

原発ウォッチ
日本原電、敦賀原発の審査資料を改ざん
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
ロックダウン下でどう共生していくか
雨宮処凛の活動日誌
東京・江東区UR住宅での餓死事件
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
お小遣いを計画的に使いたい ☆ ココア味の蒸しケーキ ☆

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