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シェア・キッチン
ひとりでするより、誰かと“ともに”するほうが楽しい。“所有か共有か”の考えをこえたシェアが、キッチン&食の領域で「シェア・キッチン」として展開中だ。
東京・西荻窪の「okatteにしおぎ」は、一軒家のキッチンとリビングに、約100人の会員が好きな時に集まって〝食卓〟を囲む。まちに開かれたコモンスペースだ。
東京・武蔵野にある「MIDOLINO_」は、惣菜やソース類など、5つの製造許可を備えている。キッチンの利用者は、コラボ商品の開発や共同でケータリング事業を行う。その場で食事ができるコミュニティ・フードコートでもある。
名古屋の「すたーとあっぷきっちん」は、中古1DKを改修し、菓子製造許可を取得。マルシェ出店などを目指す人たちがそれぞれ菓子作りの夢を実現。
シェアはおいしい! オープンな食卓、起業の拠点として働くシェア・キッチンを取材した。
okatte にしおぎ
まちに開いたシェア・キッチン
作って食べる、みんなの“お勝手&リビング”
MIDOLINO_
食べることは“最強のツール”
フードロスなくす、メンバー同士の信頼コラボ
すたーとあっぷきっちん
ビギナー向けの気軽に使えるスペース
マンションの1DKをリノベーション
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー アンドレア・ボチェッリ
- 国を越えて愛される、まさに“琴線に触れる歌声”。人々の心を癒やし続けてきたイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリは、昨年秋に16枚目のアルバム『Sì〜君に捧げる愛の歌』を発表しました。その人気がまだまだ衰えない中、音楽家の使命や芸術のもつ力について語りました。
- リレーインタビュー・私の分岐点小林 沙羅さん
- 2006年に国内でデビュー後、多くのオペラやコンサートに出演。12年にブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、海外へも活躍の幅を広げる小林沙羅さん。そんな小林さんは10歳の時、歌舞伎役者・坂東玉三郎さんが主宰する演劇塾に入り、人生の分岐点が訪れます。果たして、今も活きる坂東さんの教えとは?
国際記事
- 監督インタビュー 移民地区に赴任した教師の物語
- 『12か月の未来図』オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル監督
- 太っているか、そうでないか。 私たちは「肥満恐怖症」!?
- 昨今、「ヘルシー」「スリム」はますます奨励され、「過体重」「肥満」は改善すべきものとみられることが多いです。しかし、こうした社会が押しつける価値観によって、偏見や差別に苦しんでいる人々がいます。理想の身体を追求することの弊害について、カナダのストリートペーパー『L’Itinéraire』がレポート。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
連載記事
- 原発ウォッチ!
- ―― 福島第一原発2号機で燃料デブリの初調査
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- ―― 21世紀日本の新お付け役たち
- 雨宮処凛の活動日誌
- ―― 「武器より暮らしを!」集会。安倍政権NO! 杉並
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 頭と身体を「オフ」にできません ☆春の豆と豚肉のスープ煮☆
- ビッグイシューアイ 「先住民族」と認めた、21年ぶりの「アイヌ新法」
- 今年2月、21年ぶりにアイヌに関する新しい法案が閣議決定され、国会に提出。法律上、アイヌを初めて「先住民族」と認め、差別の禁止も規定されました。しかし、歴史的な反省や謝罪は新法に盛り込まれず、アイヌの人々の自決権、土地、資源、生活、教育をめぐって、解決されるべき課題が数多く残されています。
- 読者のページ My Opinion
今月の人 今はただ、ビッグイシューで働くことが楽しくて仕方ない
浜岡さん
FROM EDITORIAL 編集後記
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391 号(9/15 発売)
“あたりまえ”になる、働き方
コロナ禍によって在宅ワークが増え、働き方を考え直し、変える機会がやってきた。これまでは「9時に出社、週5日のフルタイム勤務+残業」があたりまえの働き方だったけれど、じつはコロナ以前から、さまざまな働き...

337 号(6/15 発売)
“風”とおる暮らし
今、人々が集まって社会の縛りから距離をおき、ルールのない、自由で風通しのよい暮らしをつくる動きがある。
九州の西端、熊本県の宇土(うと)半島の真ん中、海を見下ろす1万坪の広大な土地に「三角(みすみ)エ...
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397 号(12/15 発売)
こんにちは!絶不調
静かに、けれども激しく動いた2020年も終わりに近づきました。
年に1回、いや数回、つらいことがあって落ち込むことや、理由ははっきりしないのにどうにもならない“絶不調”の時があったりしませんか? コロ...

386 号(7/1 発売)
タネ、食の安全保障
「もしこの世からタネがなくなったら、食べ物が消える。そして君もね」(※1)。すでに過去100年で世界の「在来種」の種苗は75%消滅。その危機感から、米国、EU、南米、アジアなどでは在来種を守る法律を導...

370 号(11/1 発売)
高校生、“食”に挑戦する
日本にある、ただ一つの私立の全寮制農業高校――それが愛農学園農業高等学校(三重県伊賀市)だ。1964年4月に開校し、生徒数も1学年約20人と日本で一番少ない。約10 haのフィールドに、有機農業による...
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今、人々は生きる苦しさを強いられている。 解雇や派遣切りで“家”を失う人、休業手当のない非正規雇用者、パートの低賃金の仕事をも失う女性、仕事が激減したフリーランスや自営業者など、休業すれば生きていけず...

321 号(10/15 発売)
食SOS!フードバンクのいま
「貧困はまず食事に現れる」という。一方で、手つかずで捨てられる食品(食品ロス)が年間600万トンを超える日本。米国発の「フードバンク」は、賞味期限の迫る食品を企業から引き取り、福祉施設や生活困窮者支援...
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