販売者に会いにゆく (旧・今月の人)

米国・シアトル『リアル・チェンジ』販売者 ブラス・フェリックス

メキシコのオトミ族出身。米国の先住民は「家族のよう」
互いに助け合い、少しずつ前に進めば、いずれうまくいく

米国・シアトル『リアル・チェンジ』販売者 ブラス・フェリックス

今年8月30日、シアトルのストリート紙『リアル・チェンジ』の販売者ブラス・フェリックスは、街の中心部にあるタワー、スペース・ニードルの下に群衆とともに立っていた。ジョン・T・ウィリアムズを偲んで開かれた集会に出席するためだ。10年前の同日、ネイティブアメリカンのウィリアムズは警官に銃で撃たれて死亡。多くの抗議活動が行われ、米国司法省による調査も行われた。
 フェリックスの横には友人のマリア・ギロン。実は、彼女の息子オスカーも警官によって殺された一人だ。二人はオスカーの写真が入った長い横断幕を掲げていた。
 メキシコの先住民オトミ族出身のフェリックスは、米国にいる先住民たちのことを「家族のようだ」と語る。シアトルに住む10年で知り合いも増え、「ホルナレロ」(スペイン語で日雇い労働者の意)たちの権利を擁護する団体も立ち上げた。「こうした活動をしていると、どうやって自分の身を守り、人を助けること...

続きは、本誌をご覧ください

Text:Christy Carley, Real Change/INSP/八鍬加容子

(雑誌情報)
『Real Change』 
1冊の値段/2ドル。そのうち1ドル40セントが販売者の収入に
発行頻度/週刊
販売場所/シアトル

(写真キャプション&クレジット)
『リアル・チェンジ』の販売者IDを首から下げ、抗議集会に参加
Photo: Mark White

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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