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米国・シアトル『リアル・チェンジ』販売者 ブライアント・カーリン

15歳の時から写真を撮り続けてきた。販売中の出会いをきっかけにフォトグラファーとしてNPOに加わる

米国・シアトル『リアル・チェンジ』販売者   ブライアント・カーリン

ブライアント・カーリンは2004年から断続的に『リアル・チェンジ』を販売している。ホームレス状態になってほぼ1ヵ月が経った頃、他の販売者に勧められて販売をスタートしたのだった。カーリンはアルコール依存症であり、それが原因で苦しんでいる。
「慢性か長期的なホームレス状態にある時、主な要因は2つ。つまり依存症か精神疾患か、その両方であるというのは正しいと思います。アルコール依存症と向き合う時に最も大変だと思うのは、お酒が合法ってところです。どこでも買えてしまいますからね」とカーリン。「最終的には、お酒に『ノー』と言えるようにならなければいけない。アルコールから逃げることはできないのだから」
カーリンはアラバマ州バーミンガムの中流家庭で生まれ育った。4歳年下の妹と、片親が同じ20歳ほど下の弟がおり、家族のほとんどは今もアラバマ州の閑静な住宅地に住んでいる。
カーリンは元々、アラスカに行って野生動...

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(Bridget Mountain, Real Change/編集部)

※ ワシントン州西部のオリンピック半島を走る山脈。世界有数の温帯雨林の分厚い森林で覆われ、深い渓谷が流れる自然豊かな山地。

(人物写真クレジット)
Photo:Jon Williams

(写真キャプション)
撮影:ブライアント・カーリン/立派な角を生やした雄のアメリカアカシカ

『リアル・チェンジ(Real Change)』●1冊の値段/2ドルで、そのうち1ドル40セントが販売者の収入に ●発行回数/週刊 ●販売場所/シアトル

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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