今月の人

米国・シカゴ『ストリート・ワイズ』販売者 マービン

どんなことが起きようとも、僕には仲間がいる。 大好きなこの仕事で経済的な自立を果たしたい

米国・シカゴ『ストリート・ワイズ』販売者 マービン

僕が生まれ育ったのは、シカゴ西部にある通称「K-タウン」。Kの頭文字で始まるストリートが多いところです。『ストリート・ワイズ』の販売を始めてまだ半年ほどだけど、今は中心街にある2ヵ所の交差点で働いています。日々、さまざまな背景を持った多様な人たちと交流できるから、どちらの場所も気に入っているよ。
マディソン通りの交差点は、予測できないところが楽しいんです。一週間の中で同じ人々に出会うことがなくって。一方モンロー通りの交差点は、通勤の人が多いから頻繁に顔を合わせる。マディソンで出会う人たちの多様さも好きだけど、モンローでは毎日、同じ人たちを見ているから自然と人間関係ができます。これは販売を続ける上で最も重要な要素だと僕は思う。同じ場所に立ち続けることで、僕はお客さんに慣れるし、お客さんも僕に慣れて信頼関係ができるから。でも、今は二つの場所で時間を過ごすことで、両方の世界のいいとこ取りを体験...

続きは、本誌をご覧ください

(写真クレジット)
©Street Wise

(Gregory Boudreaux/Street Wise, www.INSP.)
※米国の路上では、通行人に金銭などを求める人々も座っており、時に場所をめぐる争いが発生する。
『ストリート・ワイズ』
●1冊の値段/2ドル(約200円)で、そのうち1ドル10セントが販売者の収入に。
●販売回数/週刊
●販売場所/イリノイ州シカゴ

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

今月の人一覧