今月の人

『ビッグイシュー南アフリカ』販売者 ジェイコエフ・ギャラント

以前は、ほしい物があれば盗んだ。今は自分に誇りをもてるようになった

『ビッグイシュー南アフリカ』販売者 ジェイコエフ・ギャラント

 ケープタウンの街角に立つジェイコエフ・ギャラントは、12年前、犯罪者の人生に背を向け、『ビッグイシュー南アフリカ』の販売者になった。犯罪歴のために仕事を見つけるのは容易ではなかった。しかし、ストリート・ペーパーの仕事についてからは、人に受け入れられ、さまざまな支援を得ることができたと彼は語っている。
「私が自分の人生を変えようと決めたのは、その時の私が進んでいた方向が気に入らなかったからです。私は人生のほとんどを、基本的にプロの泥棒として生きてきました。他人の持ち物に対して何ら敬意を払うことはなく、警察に捕まることも気にならなかったんです。刑務所での生活がどんなものか、すでに経験済みでしたから」
 しかし何度目かの服役中、他の受刑者の死を目にしたことが、ギャラントの転機となった。
「あんなふうにして死にたくないと思ったんです。家族に私のことで失望させたくないとも考えました。しかし、心...

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Photo: The Big Issue South Africa

『ビッグイシュー 南アフリカ』
●1冊の値段/25アフリカランド(約190円)で、そのうち12.5ランドが販売者の収入に。
●販売回数/月刊
●発行部数/1万3千部
●販売場所/ケープタウン

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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