今月の人

荒井悠さん

お客さんの存在が、今日を生きる僕の力。 自立することで恩返ししたい

荒井悠さん

※荒井さんは、取材後に仕事が決まり、本誌掲載前に卒業されました
 人通りの激しい新宿駅南口。改札を出てすぐの路上が荒井悠(25歳)さんの販売場所だ。
よほどの悪天候でないかぎりは、朝の8時半から夕方の4時か5時まで販売をしている。
「南口で販売を始めたのは、3月半ばからなのですが、ここに立っていると、わりと頻繁にスカウトの声がかかるんです」と荒井さんは言う。といっても、モデルや芸能人への誘いではない。ある時は会社の社長だと名乗る人物、別の時は働き手を探しているという人物が「お兄さん、ガタイがいいからうちで働かない?」と誘ってくるのだという。
 長身でがっちりとしており、人好きのする雰囲気を持つ荒井さんを見ていると、そのような誘いがあってもおかしくはないなと、思ってしまう。だが、荒井さんはそういった誘いには乗らない。「今は何よりもビッグイシューの仕事が好きだから」。そう言って笑顔で答え...

続きは、本誌をご覧ください

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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