今月の人

清水政男さん

お客さんや仲間との関係を大切にしている。 信頼できる若い友達もできた。春には販売者を卒業したい

清水政男さん

四角く折られたブルーシートの上に、1冊ずつ透明なビニールに入れられたバックナンバーが整然と並ぶ。最新号を求めるお客さんには、プラスチックケースの中から出されたきれいな1冊が渡される。東京メトロ南北線とJR山手線が交わる駒込駅前での、日常的な光景だ。雨の日以外の平日は午前9時から午後7時、土曜日は午前10時から午後5時まで、お客さんを待っているのが清水政男さん(51歳)。
「ビニールに入れているのも、事務所でほかの人がやっているのを見てまねただけ」と謙虚な清水さんだが、今年の1月に販売者を始めてからの11ヵ月で多くの固定客がついた。
「必ず買ってくれる人は、100人ぐらいかな。駒込の人は、あったかいよ。いろいろ持ってきてくれる。この厚手のコートもそうだし、マフラーなんて若い女の子の手編みなんだ」と、清水さんは微笑む。携帯の番号やメールアドレスを交換しているお客さんからは、「いついつ頃行き...

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