今月の人

武蔵さん

将来の夢は子どもも気軽に立ち寄れる、 たこ焼き屋を兼ねた喫茶店の開業

武蔵さん

おしゃれなカフェや雑貨屋が立ち並び、歩くだけでも楽しい街、神戸。ビッグイシューの販売を始めて半年になる武蔵さん(仮名・53歳)さんが立つのは、学生でにぎわう阪急岡本駅。雨の日以外は、朝10時?夕方6時まで立ち続け、一日の売り上げ平均は20冊。マイペースで笑顔、気持ちが暗くなったら道行く子どもの顔を見て元気をもらう、それが武蔵さんの販売スタイルだ。

「お客さんは老若男女ですが、常連さんには上品な年配の女性が多いですね。高校生や大学生の女の子にはたまにいじられます(笑)。この前も後ろで束ねている髪の毛を引っ張られて、『しっぽ』ってからかわれてね?」と、照れくさそうに話す武蔵さん。出身は九州の別府で、海と山に囲まれた自然の中で育った。小さい頃は母親の後ろに隠れるような、内弁慶で甘えん坊な子どもだった。

「両親と父方のおばあちゃん、兄姉4人に末っ子の僕で8人家族。兄姉は年が離れていて、同級生も...

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