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No.368

“大麻(アサ)”再発見

“薬物問題”だけが注目される「大麻」は、1万2千年前の中央アジアで農作物として栽培化され、日本でも約1万年前の縄文時代早期の鳥浜貝塚(福井県)で麻縄が出土。日常的には下駄の鼻緒の芯縄、漁網、畳糸、ロープなどに使われ、戦前の栽培面積は1万~2万haもあったが2015年には6haと激減。その背景には戦後米国占領下の「大麻取締法」や、生活様式の変化、化学繊維の台頭があった。
一方、世界で「大麻」は農作物として再発見され、繊維などの「産業用」をはじめ「医療用」「嗜好用」などで“グリーンラッシュ”が興っている。
無毒大麻「とちぎしろ」を開発した栃木県で、篠﨑茂雄さん(県立博物館)とアサ専業農家の大森芳紀さんに「大麻栽培の歴史と今」、また赤星栄志さん(日本大学生物資源科学部研究員)に「大麻の国内外での歴史と可能性」を聞いた。伝統的な「麻の葉模様」、世界の医療用大麻の動きも取り上げた。
今、植物資源としての「大麻」の可能性を考えたい。

鼻緒、漁網、ロープ、油、普段着……
縄文以来。植物資源「アサ」の物語
篠﨑茂雄さん
消えつつあるアサの魅力を伝えたい。
「麻垢」使ったアサ100%の紙で商品開発も
大森芳紀さん
紆余曲折、再びよみがえる農作物
今こそ大麻の活用を!
赤星栄志さん
〈エッセイ〉大麻博物館
800年伝えられてきた「麻の葉模様」
〈コラム〉医療用大麻とは何か?
苦しむ患者たちから始まった合法化運動

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー デヴィッド・リンチ
1991年、日本でもブームを巻き起こし、人気海外ドラマの先駆けとなった『ツイン・ピークス』。奇才デヴィッド・リンチの魅惑的な世界観に虜となったファンは、今でもあの時の衝撃を忘れられないでしょう。自称、外出嫌いのリンチにとって“ホーム”とは何かを尋ねました。

リレーインタビュー・私の分岐点ヤスナ・クラパクさん

国際記事

パレスチナ、13歳のジャーナリストがSNSで実情発信
イスラエル占領下にあるパレスチナの地区では、12歳以上の子どもが逮捕の対象となり、投石行為などで逮捕・尋問を受ける未成年者が後を絶ちません。兵士の急襲や検問所封鎖は日常生活にも支障をきたしています。 こうした実情をスマホで撮影し、フェイスブックで発信し続けるのが13歳のジャーナリスト、ジャンナ・ジハードです。米国オレゴン州のストリート紙『ストリート・ルーツ』の取材に応じました。
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

ワンダフルライフ:ビルの一室、六畳一間の小さな“お寺”。たどり着いた「フリーランス僧侶」という生き方ー神田英昭さん
鎌倉や京都のお寺を手伝いながら、巡礼ツアーや瞑想ワークショップを行い、独自のスタイルを模索する真言宗僧侶の神田英昭さん。マンションの一室に開いた六畳一間のお寺は、ホームページも看板もありません。神田さんが「フリーランス僧侶」になるまでの道のりとは……。

連載記事

原発ウォッチ!
―― 原発事故後の被曝限度が上がる可能性
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
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雨宮処凛の活動日誌
―― 「不寛容」や「命の選別」をめぐる対話
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
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