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No.308

都会で畑

今や、世界の半分の人々が都市に住む時代。2030年には3分の2になるともいわれ、気候変動による食糧危機も心配される中、世界中の都市で農業をする人が増えている。日本でも92年には691ヵ所だった市民農園が15年には4223ヵ所、約6倍に増えた。
東京・渋谷では、「weekend farmers」の3人がライブハウスの屋上を借りて、大量の土を運び上げ大きなプランターによる野菜の畑づくり。「グリグリ・プロジェクト」は、東京・豊島区の閉校になった小学校の庭を子どもと大人で”都市の畑”に変えている。「北加賀屋みんなのうえん」(大阪・住之江区)は、緑が少ない造船の町の空き地で地域の人々とともに、3つの参加タイプを用意し畑を楽しむ。
生鮮野菜を自給し、野菜を育てる時間をおもしろがり、多様な人と交流できる”都会の畑づくり”。この春、あなたの街でも始めませんか。

渋谷のど真ん中、ライブハウス屋上に畑 weekend farmers
閉校を活用、”都市の畑”の楽しみ方 グリグリ・プロジェクト
「できそうな予感」求め、畑に人が集まる 北加賀屋みんなのうえん
(コラム)世界に広がる都市農業

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー 独占インタビュー 『T2 トレインスポッティング』 原作者 アーヴィン・ウェルシュ
スコットランド・エディンバラを舞台にヘロイン依存症の若者たちの日常を描き、世界中で大ヒットした映画『トレインスポッティング』(96’)。ついに完成した続編『T2』についてINSP(国際ストリートペーパーネットワーク)の親善大使である原作者ウェルシュが語る。
リレーインタビュー・私の分岐点はあちゅうさん
会社に依存する感覚から逆転 なぜ、小説を書きたいのか? それは常に課題に挑戦したい気持ち

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第3回「ダイバーシティ・フットサルカップ」
多様な人との出会いが、価値観を広げ、障害やコンプレックスも個性に変える
ワンダフルライフ
風の歌を聴く。遺跡9万、ほとんどは地面の下
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ビッグイシュー・アイ
電力自由化から1年、広がる"新電力"の選択肢

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