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No.169

原発よ さようなら― 市民がつくる賢い電力網

現在、日本には54基の原子力発電所があり、そのうちの福島第一原子力発電所が大事故を起こした。いまだ事故の収束が見えないなか、地震のリスクを想定して浜岡原子力発電所は一時、停止された。いったい原子力発電所は、どれぐらいのリスクをかかえているものなのか?本当に原子力発電所がなければ、電気は足りなくなるのか?そこで、小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)と田中優さん(未来バンク事業組合理事長)にお話を伺った。原子力の可能性に憧れて研究の道に進みながら、原子力のもつ危険に気づいて、40年間、原子力発電所の廃絶を訴えてきた小出さんは言う。「原子力からは、簡単に足を洗える。原発だけはやってはいけない」と。田中さんは言う。「電力が足りないのは、1年のうち、夏場・平日・日中の数日、合わせて10時間だけ。原発がなくても、十分やっていける」。そして「すぐにでも実現可能な、市民がつくる賢い電力網(スマートグリッド)」の構想を語る。福島で起こった絶望的な事態は乗り越えられるのか?今、この事故で被害をこうむっておられる方々に、私たち一人ひとりが、どのように向き合えるのか?これから私たちが原発とその事故に、どう立ち向かうのか?そのスタートになることを願って……。

事故起これば、国が破産する。
いま、考える!人間にとっての原子力とは?
― 小出裕章さんに聞く

原発はなくても大丈夫。
「エネルギーの民主化」と「スマートグリッド」の時代。
― 田中優さんに聞く

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー ダニエル・ラドクリフ
変化には恐れを感じるけれど楽しみもある。人生の一章は終わりを迎えたけど、それは新たな出発でもある
リレーインタビュー・私の分岐点俳優 川平 慈英さん
トイレ共同生活4畳半。夏は公園で身体洗う。でも楽しかった。生活はギリギリなのに、心は裕福だった

国際記事

イーグル自転車、「鉄の馬」はザンビアの誇り。
岐路に立たされる自転車産業
男女の平等求めてデモ。
チュニジア革命で揺れ動く女性の権利
WORLD STREET NEWS 世界短信
*アルゼンチン、軍政期の「乳児誘拐」を裁く
*リビア、地中海で遭難する多数の難民たち
*アイルランド、元ホームレスの作家が軍隊経験を綴る
ノーンギシュの日々 滝田 明日香
風土病によるメムシの死

BACKBEAT(映画・音楽)

CDレビュー 浅井 博章
ロック界から被災地にエール! バンド再結成のニュース続々
COMPLEX、SIAM SHADE、BY-SEXUAL

クリエーターの視点 服を用いたコミュニケーション。
アートの視点から社会にインパクト 現代美術家 西尾美也さん

テレビうらおもて 伊藤 悟
原発問題に背を向けまくるテレビ

ひぐらし本暮らし 岡崎 武志
西村賢太『暗渠の宿』

連載記事

ともに生きよう!東日本 被災地から(6)
原発から60km。保育所園庭に高放射能「ホットスポット」。地域ボランティアが表土を除去 福島市渡利の「こどものいえ そらまめ」
原発ウォッチ! 伴 英幸 海水注入、真相は闇の中
被災地・市民の現場 加藤 哲夫 メモリアルキルト。確実に広がる小さく個別な支援活動
自閉症の僕が「生きていく風景」 東田 直樹
人よりも光や水や砂に惹かれる感覚
ストリート・エコノミックス 浜 矩子
ギリシャにみる、日本も明日は我が身?
世界の当事者になる 雨宮 処凛
命を悼むことと、命を食べること
コミック マムアンちゃん
ウィスット・ポンニミット
■ホームレス人生相談 一生つき合う病気をかかえ、不安でたまりません。
身体の具合が悪かったので病院に行ったところ、ある病気が見つかりました。完治するものではないそうで、この先、一生つき合っていく必要があるそうです。ゆっくりと徐々に進行するそうなので、今は大きな苦痛はないのですが、将来を考えると不安でたまりません。どうやって生きていけばいいのか悩んでいます。(20代/会社員/女性)

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