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No.159

鶴岡真弓ゲスト編集新春対談 佐野史郎×鶴岡真弓

出雲とケルト。「つながっている」生と死、そして再生。 ― 「東の極み」というラッキーポジション、日本からの創造
2011年の冒頭に、私たちは、ヨーロッパ文化の基層にある「ケルト文化」について長年研究をされてきた、多摩美術大学教授の鶴岡真弓さん(芸術文明史家)をゲスト編集長に迎えた。そして、1986年『夢みるように眠りたい』で鮮烈なデビューを飾って以来、多彩な役を演じる俳優であり映画監督でもある、佐野史郎さんとの対談が実現した。鶴岡さんは、ユーラシア大陸の極西に位置する「ケルト文化」と極東に位置する「日本文化」が合わせ鏡のように反射し合い、その「極み」ゆえの創造性を発揮できるのではないかと問いかける。一方、島根県松江市出身の佐野さんは、アイルランドから出立し松江(出雲国)に暮らした作家、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)について造詣が深く、「ケルト文化」にも興味をもつ。また、 「SOLD OUTwhere Man」である自分について見つめる。二人が深く語りあったのは、人類の普遍的テーマ「生と死、そして再生」である。その対話は? そのプロセスは? その行方は?対談のハイライトを誌上で再現する。

TOP INTERVIEW

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身近に希望もなく暮らしている人々がいる社会は、健全な社会とはいえない。ホームレスの事実より、絶望がその人を傷つける
リレーインタビュー・私の分岐点俳優 平泉 成さん
自分自身にOKやダメ出しができるようなメジャーを持っていることが重要

国際記事

中国でもっとも美しい村、チベット族の村「甲居蔵寨」の観光化
WORLD STREET NEWS 世界短信
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*ロシア、チョウセンゴヨウ伐採全面禁止
ノーンギシュの日々 滝田 明日香
フライングドクターのセスナ、着陸準備 強盗事件その4

国内記事

世界・アジア・日本
運転免許

BACKBEAT(映画・音楽)

ART 中川 迪彦

CDレビュー 浅井 博章
ジャパニーズロック「黄金世代」。信じられない速度で進化中
OKAMOTO'S、Droog、Fear, and Loathing in Las Vegas

クリエーターの視点
祖母、母、私、三世代の道のり。生地に残った記憶をたぐる。
テキスタイルアーティスト 呉夏枝さん

テレビうらおもて 伊藤 悟
世にも恐ろしいこと

ひぐらし本暮らし 岡崎 武志
茨木のり子『茨木のり子集 言の葉Ⅰ』

連載記事

自閉症の僕が「生きていく風景」 東田 直樹
誰にでも平等だから、自然が好き
ストリート・エコノミックス 浜 矩子
ストック大国、ニッポンのこれから
世界の当事者になる 雨宮 処凛
大学生による「就活」デモ
コミック マムアンちゃん
ウィスット・ポンニミット
■ホームレス人生相談 「みんな持っている」と子どもがゲーム機をほしがります
小学生の子どもの同級生が、ほとんど携帯ゲーム機を持っています。しかし、我が家では小学校高学年になるまでは買わないと決めています。子どもには「我が家には我が家のルールがある」と言っていますが、「みんな持っているもん」と言われると、どうしていいのかわからなくなります。(女性/30代/会社員)

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