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FLY TO THE MOON。月に行く日
古代の人は、月の満ち欠けを観察し暦をつくり季節を知った。生物のバイオリズムにも月は深い関係がある。
ガリレオが初めて望遠鏡で月の表面のスケッチをしたのは1609年。その400年後の来年は「世界天文年」。いま、日本は、昨年9月に月周回衛星「かぐや」を月へ到達させ、過去最大規模の月探査を行っている。
また、地球の約400キロメートル上空には「国際宇宙ステーション」(ISS)が飛び、00年から交代で宇宙飛行士たちが暮らし、08年3月には日本の実験棟「きぼう」も取りつけられた。
私たちの暮らしの発想をかえる「月暦」、その楽しみ方を作家の志賀勝さんに聞く。
また、月探査の新時代を開く「かぐや」について宇宙航空研究開発機構(JAXA)の祖父江真一さんに、「宇宙ステーションの暮らし」をサイエンスライターの林公代さんに聞く。「ブルームーン」、作家の藤田雅矢さんのショートショートもお楽しみください。
月は対話し、いとおしむもの
― 志賀 勝さんに聞く月暦の楽しみ方
秘められた月の謎を解き明かす
― 月周回衛星「かぐや」のチャレンジ
(エッセイ)45分で入れ替わる強烈な日差しと漆黒の闇
しぶとく快適に暮らす。ようこそ、国際宇宙ステーションへ(ISS)へ
― 林 公代さん
(ショート・ショート)ブルームーン 藤田 雅矢
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー COLDPLAY
- 「レディオヘッドを尊敬するよ。今の時代にメジャーなレコード会社のレーベルなんて時代遅れだ」前作『X&Y』の成功の後、ばらばらだったバンドがひとつになってできた新作『Viva La Vida』。英国バンド・コールドプレイ、ボーカル&ギターのクリス・マーティンが新作、バンドの危機、商業音楽について語る。
- リレーインタビュー・私の分岐点矢沢 心さん
- 若いころ、悩んだことや葛藤は必ず実りとなって自分に返ってくる
国際記事
- 姿を消し始めたミツバチの警告
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- 5人に1人が1日1ドル以下で暮らすエジプト。高級住宅地の光と影
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- *米国オレゴン州で“sit-lie”条例に異議申し立て
*「外国籍花嫁」の急増に対応を迫られる台湾社会
*バオバブの果実がアフリカにもたらす朗報 - ノーンギシュの日々
- 地球温暖化は、野生動物のテリトリーを減らしているのか?-その2-
国内記事
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- 「巡礼」
- 和樹と環のひきこもり社会論
- 「読み合わせ」という社会参加 上山 和樹
- 中島岳志の眼
- 「希望は戦争」論の核心
BACKBEAT(映画・音楽)
ART 花田 彩子 MUSIC 斬新なアイディアと遊び心に満ちたシングルがおもしろい クリエーターの視点 ペーパーアーティスト ― 太田 隆司さん テレビうらおもて 排外主義育てる自国の勝利至上主義 ひぐらし本暮らし 『立原道造詩集』 サブカルチャー “どっぷり大阪”ライブで聴きだおれ ― 「大阪名物くいだおれ」の閉幕に、店を愛したファンが大集合 MOVIE 『落下の王国』 ― 嘘は真実に、絶望は希望に。摩訶不思議な“愛と復習の叙事詩” EXHIBITION 笠木絵津子展
連載記事
- ストリート・エコノミックス
- ソ連邦再び?新生ロシア大帝の野望
- 世界の当事者になる
- モンモン「男子」と快楽「女子」カルチャー 雨宮 処凛
- マムアンちゃん
- ウィスット・ポンニミット
- ■ホームレス人生相談
- 体力がなく、背が低いのでいじめられます。しかも短気です。たとえば、前から人が来てもぼくからよけたくないと頑張ってしまいます。でも、実はいつ殴られるかなと思ってたりして、本当は心配だったりするんです。こんな性格、どうしたらいいですか。(男性/10代)
- YOUR ISSUE―読者のオピニオン
FROM THE STREET―街角と販売者
■コミック エモ!言われん 「そう。それは、自業自得。」
■路上から
■今月の人
石塚三男さん(東京表参道駅交差点みずほ銀行前)
まずは販売部数を伸ばすのが目標。
でも将来は、社会復帰して家を持ちたい。頑張らなきゃね
FROM EDITORIAL 編集後記
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328 号(2/1 発売)
2018年 星空の誘惑
今年は"天文イヤー"。数多くの天文現象が目白押しで、7月は15年ぶりに「火星大接近」、8月には月明かりのない中で最高の流星群が現れる。2月は一年で最も空気が澄み、星と親しくなるスタートにもぴったりの季...

326 号(1/1 発売)
日本人の起源、土偶の宇宙
年の初め、私たち人類の来し方行く末を考えたいと思った。
「世界中に居住するすべての人類はもともとアフリカ人」、「日本列島に住む集団は今も、周辺地域に比べ大きな多様性を保持し続けている」と語る篠田謙一さ...

273 号(10/15 発売)
宇宙開発しませんか!
誰もが宇宙開発は国家や特別な機関による事業だと思っている。しかし今、独力で宇宙開発をすすめる町工場や個人がいる。
北海道赤平市にある「植松電機」は、18人の社員がリサイクル用のマグネットを製造する町工...
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水月湖、里山、平和、夏雲、都市鳥、夜間中学……今年のビッグイシュー特集の四季でした。
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この1年を振り返って、お気に入りの楽...

277 号(12/15 発売)
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12月も終わりに近づくと、だんだん時間が濃くなるようです。そして、この1年の記憶の中にたたまれた、希望が潰えるような出来事、幸せだった瞬間も、心のどこかに落ち着き場所を探しているような気がします。
そ...
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