販売者に会いにゆく (旧・今月の人)

米国・ワシントンDC『ストリート・センス』販売者 ウェンデル・ウィリアムズ

ほんの少しの会話で、人生が変わり始めた。
薬物依存症から回復、今では仲間を支える側に

米国・ワシントンDC『ストリート・センス』販売者 ウェンデル・ウィリアムズ

米国の首都ワシントンDCで販売されている『ストリート・センス』が、このたび記念すべき第500号を刊行した。「硬派のジャーナリズムが、そして貧困やホームレス状態に置かれている人々への活動が、こんなに長い間存続できたなんてすごいことだと思う」と創刊初期からの販売者ウェンデル・ウィリアムズは語る。
 同紙にはこれまで700人の販売者が登録してきたが、ウィリアムズは64番目の販売者だ。「初めてお客さんと交わした会話は今でも鮮明に覚えているよ。当時はストリート新聞の活動もそれほど知られていなかったから、一から説明をしてね」
 2003年に月刊のタブロイド新聞として誕生した『ストリート・センス』(現在は週刊)。その当時ウィリアムズは、さまざまな人生の問題と格闘していた。「映画『地獄の黙示録』の主人公のように、自ら招いた地獄の淵から脱出して生きのびようと必死だった」
 ワシントンDCで6人きょうだいに囲...

続きは、本誌をご覧ください

Text:Wendell Williams, Street Sense
Photo: Rodney Choice

(Photoキャプション)
長年の販売場所、バージニア州のファーマーズマーケットにて。ワシントンDCからは車で15分ほどの近さ

(雑誌情報)
『Street Sense』
1冊の値段/2ドル
発行頻度/毎週
販売場所/ワシントンDCとその郊外

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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