販売者に会いにゆく (旧・今月の人)

カナダ『メガフォン』販売者 クリス・クロンク

僕が書いた “クリスマスの物語”
お客さんの心動かしたと聞いて、書くことを再開

カナダ『メガフォン』販売者 クリス・クロンク

クリス・クロンクがカナダ・バンクーバーで『メガフォン』の販売に携わり、同誌で記事を書くようになったのは2010年のこと。今では仲間の販売者ライターたちに、自身の経験から得た、ものを書くテクニックを伝授することもある。そんな彼が同誌の2021年最優秀販売者に選ばれた。
「気持ちはどう?」と尋ねると、「ノーベル賞を取るよりも、自分にとっては意味のあることだね!」と答えてくれた。「すべては『メガフォン』の販売から始まったわけだから。自分が正しい方向に進んでいると思えるのはうれしい」
 クロンクは、初めて『メガフォン』のもとを訪ねた日のことを覚えているという。「小さな事務所でね。扉を開けたら、机でつっかえたくらいだよ!」
「当時は『変わらなきゃ』と感じていた時だった。ちょうどコカインのために物乞いをしていた時期だ。でも、バンクーバーの街中で働いている一人の年配女性が近づいてきて『あなたはいつか必ず...

続きは、本誌をご覧ください

(写真キャプション)
今年2月、バンクーバーでは珍しく雪が積もった 
Photo: AlbertArt / Shutterstock.com
Text:Paula Carlson, Megaphone/INSP

(雑誌情報)
『メガフォン』
1冊の値段/2カナダドル
(そのうち1.25カナダドルが販売者の収入に)
発行頻度/月間
販売場所/バンクーバー、ヴィクトリア

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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