今月の人

イタリア、『スカルプ・デ・テニス』誌販売者 モニカ

成長、安全、仕事。仲間と働くのは楽しい。 一人で悩んでいても何も解決しない

イタリア、『スカルプ・デ・テニス』誌販売者 モニカ

「ここ『スカルプ・デ・テニス』で、私は成長し、強くなれたと思います」と語るのは、イタリア南部、ナポリの街で、妹のマリアと一緒に雑誌を販売しているモニカだ。彼女は雑誌販売によって家族を養うだけでなく、編集スタッフの一員として『スカルプ・デ・テニス』の記事を書き、さまざまなワークショップにも参加している。
1994年に設立された『スカルプ・デ・テニス』誌は、イタリアで初めに作られたホームレスの人々の自立のためのストリート誌だ。カトリック系の人道支援団体「カリタス」から支援を受け、ミラノに本部を置き、ジェノバ、リミニ、フィレンツェ、ナポリ、パレルモなど、イタリア各地の街角で販売されている。
「スカルプ・デ・テニス」とはイタリア語で「テニスシューズ」という意味で、あるホームレスの人生を歌った有名な歌の題名に由来している。創刊時から変わらない雑誌のコンセプトは、路上で生きる人々、それぞれの物語が...

続きは、本誌をご覧ください

(Marta Capuozzo/Courtesy of INSP News Service www.INSP.ngo /Scarp de Tenis)

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

『今月の人』が掲載されている BIG ISSUE

BIGISSUE 284号

284 号(2016/04/01発売)

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