今月の人

米国『Spare Change News』販売者、アレギア・ベンジャミン

一番幸せだと感じる時間は、「朝、目を開けて外を見やった時に、自分の顔に太陽の光が射す時かな」

米国『Spare Change News』販売者、アレギア・ベンジャミン

 アレギア・ベンジャミンは、世界で一番長くストリート紙を売り続けている販売者かもしれない。現在53歳の彼は、米国でも老舗のストリート紙『Spare Change News』の創刊から3ヵ月後に働き始め、以降ボストンの路上で22年間販売を行っている。
 寒さの厳しい火曜日の午後、彼はポーター・スクエアにあるCVS薬局の外に立っていた。他の販売者たちは寒さから逃れようと駅構内で働いているが、彼は外が好きなんだと言う。彼にとって販売者として働くことの喜びの一つは、多くの人と出会えることだ。 大体1日40人ぐらいと会っているが、そのうち多くの人と友人や知り合いになり、またおしゃべりに立ち寄ってくれる人も多い。
 時に彼は、自分のことを「路上の心理学者」のように感じることがあるという。「私はコミュニケーションを取ることを大切にしています。みんな太陽の下で、心をさらけ出し、いろんなことを話してくれま...

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『Spare Change News』
2冊の値段/2ドル(約120円)で、そのうち65セント(約78円)が販売者の収入に。
販売回数/月2回刊
販売場所/ボストン

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

『今月の人』が掲載されている BIG ISSUE

BIGISSUE 260号

260 号(2015/04/01発売)

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