今月の人

カナダ『Megaphone』販売者 ヘンドリック・ブーヌ

研究職、貝の養殖、そして販売者へ 人々の良識は、自然と同じように役立つと教えてもらった

カナダ『Megaphone』販売者  ヘンドリック・ブーヌ

「『Megaphone』を売り始めたのは2009年です」と、カナダ・バンクーバーでストリート・マガジンを販売するヘンドリック・ブーヌは語り始めた。「今の経済システムは、利己的で破壊的だからこそ、『Megaphone』のようなコミュニティでつながりを築くことの大切さを感じています。『Megaphone』の販売は、人生の重要な一部ですね」 
 ダウンタウン・イーストサイドの常連客に配達をし終えると、街頭販売のためファーマーズ・マーケットまで赴く。「いろんなことをお客さんと話すんです。私には、長い間家がありませんでした。2010年に、ネズミの棲むみすぼらしいワンルームタイプのホステルから、やっとまともな場所に引っ越し、今ではそこに住んでいます」
 ヘンドリックは、もともとオランダ出身。10代の頃、ユトレヒト大学に合格したが、入学前に2年間の兵役を求められたため、エドモントン在住のいとこを頼っ...

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『Megaphone』
1冊の値段/2カナダドル(約194円)で、そのうち1・25ドル(約121円)が販売者の収入に。
販売回数/月刊
販売場所/バンクーバーとヴィクトリア

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

『今月の人』が掲載されている BIG ISSUE

BIGISSUE 256号

256 号(2015/02/01発売)

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