今月の人

江上敬一さん

がんばる原動力は、お客さんの存在と「せっかくの人生、捨て鉢になりたくない」という思い

江上敬一さん

日本を代表する大都会、新宿。西口・京王百貨店前の雑踏の中、蒸し暑さもものともせず、凜々しく立っているのは、販売者歴約4ヵ月の江上敬一さん(50歳)。今、一番、楽しいことは?と尋ねると、「ビッグイシューの販売!」と満面の笑みで答えてくれた。
江上さんは、長崎半島の西沖に位置する高島に生まれ、幼い頃は毎日のように弟と釣りをしたり、海で遊んでいた。おかげで、「泳いでなさいと言われたら、ずっと泳いでいられる」ほどの水泳の腕前だそう。小学生の時、長崎港に停泊している三菱重工長崎造船所の護衛艦を見て、「いつかあの船に乗ってみたい!」と憧れを抱き、高校卒業後、海上自衛隊の門を叩く。多くの街へ駐在し、外国へも航海するなど、夢が叶い、充実した日々だった。
その後、趣味として好きだったパソコン関係の仕事に惹かれ、ホームページ制作会社へ転職。当時のパソコンは「NECのPC98とか、パソコンとディスプレイのセ...

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