今月の人

『ビッグイシュー南アフリカ版』販売者、アリス・ピナ・ンカタ

今はここにずっと座っているだけ でも、人生は美しい。 私の魂はすべてを受け入れる

『ビッグイシュー南アフリカ版』販売者、アリス・ピナ・ンカタ

そこはケープタウンでもよく知られた観光地、ビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロントで、埠頭沿いにパステルカラーのレストランやお店が立ち並ぶショッピングモールだ。その背後には世界的にも有名なテーブルマウンテンがそびえており、まさに絵はがきにぴったりの美しい光景。アリス・ピナ・ンカタ(52歳)は、このモールの駐車場前にあるベンチに腰かけ、ビッグイシューの販売を行っている。
今朝11時から仕事を始めた彼女。他の販売者と比べると決して早いスタートではないが、モールを訪れる客がほとんどいなくなる21時過ぎまで働いている。仕事を始めて3時間でわずか5冊しか売れていないが、本人はみんなが仕事を終えた後は売れるはずと自信たっぷりだ。
アリスはケープタウン郊外にあるググレツという元黒人居住区で生まれ育ち、現在もそこに暮らしている。「いつから『ビッグイシュー』の販売を始めたのか? どんな経緯を経てこの...

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『ビッグイシュー南アフリカ版』
1冊の値段/20南アフリカランド(約190円)で、そのうち10ランドが販売者さんの収入に。
販売回数/月刊
発行部数/1万3千部
販売場所/ケープタウン

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

『今月の人』が掲載されている BIG ISSUE

BIGISSUE 242号

242 号(2014/07/01発売)

特集おいしい水― 水道を考えた

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