今月の人

滝沢光男さん

販売して半年ほどでアパート暮らしへ。 これから先は商売をやることも考えている

滝沢光男さん

サラリーマンの街・新橋の、街頭インタビューなどが行われるSL広場とは線路を挟んで反対側。銀座方面へ続く出口近くの紳士服店前に、雨以外の月曜日から土曜日の午前10時から午後6時まで立っているのが滝沢光男さん(54歳)だ。スーツを着ていれば道を急ぐ営業マンの群れに溶け込んでしまいそうな、清潔感あふれるたたずまいと精悍な顔つきをしている。
滝沢さんが生まれたのは、温泉郷として名を知られる長野県山之内町。電気店を営む父とは、幼い頃からそりがあわなかった。中学校を卒業した滝沢さんは、寮のある製パン会社に就職。その後勤めたスキー場で知り合った大学生に誘われるように19歳で上京して、「自分を変えたくて」ジーンズショップに就職を果たす。
「社長はとにかく怖かった。1年ぐらいした時に店長が急に辞めることになって、まだ何もわからないのに『じゃあ、お前が店長をやれ』って。仕入れも販売も何もわからないまま、が...

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