今月の人

平井久雄さん

人気の高い表紙を見せたり、工夫をしながら人とふれあってます。 来年にはアパートを借りたい

平井久雄さん

「ビッグイシュー、300円!」と、お茶の水橋の上で雑誌を高く掲げながら道行く人々に声を投げかける平井久雄さん(39歳)。
「値段言わな、立ち止まってもらえないですし。止まってから何の本か説明して」と、ほがらかな大阪弁で、自分流の売り方を説明してくれた。御茶ノ水に立つようになって2週間だが、多い日は一日で70冊を売り上げた。「平均でも一日30冊以上は売れますね。いろいろなお客さんが通るし。学生や病院に行く人、サラリーマン。散歩しているような人も。ここは平均で出ます。前に立っていた新宿西口の京王ホテル前は半分もいかんかったなあ、売れる日と売れない日の波もあったし」
難をいうと、川の上にかかる橋だけに風が強いこと。あまりの風の強さに帽子や荷物が飛ばされそうになり、売り物の雑誌を守っている間に帽子が遠くまで飛んでいってしまったこともある。
「しょうがないから、また帽子を買いました」
あまり...

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