今月の人

山内真一さん

一日も早く自立するという、お客さんとの約束を果たすため 痛む腰をかかえながらもがんばるよ

山内真一さん

「駅の向こう側に住んでいる方が、わざわざこちら側まで買いに来てくださる。本当にありがたいことですよ。お客さんに支えていただいていることをひしひしと感じています」。そう話してくれるのは、阪急・豊中駅東口で販売をしている山内真一さん(60歳)。販売者となって半年が過ぎ、増えてきた常連さんと世間話をするのがとても楽しいと頬を緩める。 岐阜生まれの山内さんは、小学校へあがる前の幼い頃に大阪に越してきた。物心がついた時に一緒に暮らしていたのは、父と3人目の母、そして母が異なる弟2人。
「私を産んでくれた母は父と早々に離婚をしてしまってね。父は再婚したけど長く続かなくて再々婚。その3人目の母親が、今でいう虐待のような扱いを私にだけするわけですよ。小学校の頃はほうきの柄で強く叩かれて、ミミズ腫れになることもしょっちゅう。当時は継母だと知らされていなかったから、何で家族の中で私だけがつまはじきにされるの...

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