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水草、水中は憧れの世界
3億年前、陸上で繁茂していた植物が、なぜ、水中に進出したのだろうか? 今、陸上の植物は35万種、水草はそのうちのわずか1%、2800種に過ぎない。
田中法生さん(水草研究者)は、「植物によって陸上は埋め尽くされていたので、水中はできるなら入りたい"憧れ"の場所だった」と語る。もともと水中から陸へ上がり、再び水中に戻った彼らは、植物のエリートだった!?
また、水草を素材に、水槽の中に"水景画"をつくるのが、タナカカツキさん(マンガ家)だ。水の中に石を置き、水草を育て、絵を描くようにして景色を作る。水草が光合成で咲かせる気泡の花、どこか森の香りがする水槽、うっとり見ほれていただきたい。
田中法生さんに異端の植物である「水草」、タナカカツキさんに室内で大自然をつくる「水草水槽」について聞いた。
水に親しむ季節、水草の世界を感じ、楽しんでみませんか?
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