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戦争と平和― リアルな平和をつくる
2013年8月、日本。戦後68年の平和を当たり前のように享受してきた私たちと社会。いま、リアルな平和をつくれるのだろうか? そこで、作家の高橋源一郎さんと東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンなどで武装解除を指揮した伊勢崎賢治さんのお二人に、「今、平和をつくるために、私たちは何をなすべきか?」を語っていただいた。高橋さんは『非常時のことば』などで、3・11以降、日本の国のあり方を考え続け、『13日間で「名文」を書けるようになる方法』では大学生とともに憲法前文を書く授業も行っている。伊勢崎さんは、現在、東京外国語大学で平和構築・紛争予防講座長を務め、紛争地などからやってきた世界の留学生たちと、「戦争をしない、させない」ために必要なことを考え続けている。 また、『軍隊のない国家 ― 27の国々と人びと』の前田朗さん(東京造形大学教授)に現地調査された27の国々の生き方や憲法などについて、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の加藤陽子さん(東京大学文学部教授)には歴史から平和をつくる智恵や工夫について、お話を伺った。どうすればリアルな平和はつくれるのか?私たちはそのつくり手の一人になれるのか?を考えた。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー 吉川晃司
- リレーインタビュー・私の分岐点歌手 遊佐未森さん
- オレゴン、ナイトノイズとの日々、そこに私の目指す音楽の姿があった
国際記事
- イスラエル発、アラブ女性誌『ライラック』
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- マラウイ版編集長、大統領誹謗で、禁固14年求刑
中国、医療保険の不正が横行
栄養失調が学習能力に与える影響 - ノーンギシュの日々 滝田 明日香
- ゾウ保護のチャリティ・ウォーク その1
BACKBEAT(映画・音楽)
CDレビュー 浅井 博章
MUSIC BUSKER IN UMEKITA
テレビうらおもて 伊藤 悟
ドラマの魅力は、人間の成長を実感できること
ひぐらし本暮らし 岡崎 武志
『昭和二十年夏、子供たちが見た戦争』梯 久美子
COOKING 枝元なほみ
スイカのデザート
連載記事
- ともに生きよう!東日本 被災地から(53)
- 実際の損害、長期化に対応した賠償を!
- 原発ウォッチ! 伴 英幸
- 新しい規制基準にない、事故の時の災害対策
- 自閉症の僕が「生きていく風景」 対話編9
- 僕の記憶は、いつまでも当てられない神経衰弱のようでした
- ストリート・エコノミックス 浜 矩子
- ケインズ先生の警告と愚痴にみる今
- 世界の当事者になる 雨宮 処凛
- 迷子になりたくて旅に出る
- 市民みな起業家 藤村 靖之
- 卵を1日20個売るビジネス
- ☆ホームレス人生相談
- 正規の仕事が見つからず将来が不安です (52歳/男性/アルバイト)
- YOUR ISSUE ― あなたのオピニオン
FROM THE STREET ― 街角と販売者
■コミック エモ!言われん 2つのループ
☆路上から
■今月の人
上野誠さん(東京・新宿駅南口付近)
ビッグイシューではおもしろいことが起きる気がする
FROM EDITORIAL 編集後記
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『戦争 』に関連したバックナンバー
485 号(8/15 発売)
あした美術館へ
かつて特権階級だけが楽しんだ美術品鑑賞、今や誰でも名作を楽しめる時代に。美術館を使って新しい出会いを楽しんでいる人々もいます。
まず、note(ウェブサイト)に美術館や展覧会、学芸員の仕事などについて...
460 号(8/1 発売)
知らなかった、戦争PTSD
トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス症)という言葉が日本社会で一般的になったのは、1995年の阪神・淡路大震災以後のことだった。一方、欧米では第一次世界大戦の神経症やベトナム帰還兵のPTSDの問題が...
429 号(4/15 発売)
恐れない都市「フィアレス・シティ」
今、世界では1500以上の都市が、一度民営化された公共サービスを再び公営化させています。岸本聡子さん(トランスナショナル研究所)は「2010年以降、欧州の自治体では水道事業の『再公営化』が加速。エネル...
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