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「盲ろう者」 二重障害の世界
視覚と聴覚の両方を失っている、またはそれらが不十分な状態の人は「盲ろう者」と呼ばれている。厚労省調査(06年)の推計によると、20歳以上の「盲ろう者」は2・2万人。 視覚・聴覚の二重障害によって外界からの情報が絶対的に不足し、周りの状況がつかめなくなったり、他者とのコミュニケーションが極端に困難になってしまう。そんな過酷な状態を超えて、門川紳一郎さんは外国の大学で学び、現在は盲ろう者の仕事や憩いの場である「NPO法人視聴覚二重障害者センターすまいる」を立ちあげ活動している。また、森敦史さんは、ルーテル学院大学に入学、通訳のサポートを受けながら、「自分のような盲ろう者の役に立ちたい」と社会福祉を学んでいる。早坂洋子さんは、仙台での盲ろう者の活動を中心的に担っている。「盲ろう者」が置かれている状況やその世界を知り、共有したいと思い、門川さんと「すまいる」のスタッフ、森さん、早坂さんにそれぞれ取材させていただいた。
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