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No.100

戦争は克服できる

今、戦争を克服するために、何ができるのか?29年間米国陸軍に在籍し16年間外交官として活躍しながら、イラク戦争開戦の日に辞任したアン・ライトさん、当時駐レバノン特命全権大使でありイラク攻撃に対する意見具申をして外務省から辞職を迫られた天木直人さん、市民が開いた「イラク国際戦犯民衆法廷」に裁判長としてかかわった国際法学者の阿部浩己さんに、それぞれの考えを聞いた。また、ビッグイシュー77号(07年8月15日)特集「平和省をつくる」に登場のきくちゆみさんに、平和省をめぐるその後の話を聞いた。雨宮処凛さんによる映画『アメリカばんざい』のレビューを掲載。

「世界中の国々が平和を政策に掲げる日を待ち望んでいます。対話は弾丸に優るのですから」
― 平和活動家、アン・ライトさん

戦争を克服するためには国際法を守ればよい。 しかし、法の解釈はいつでも闘争
― 国際法学者、阿部 浩己さん

(エッセイ)日本のイラク参戦で意見具申。辞職を迫られる
― 天木 直人

(エッセイ)9月、コスタリカで「平和省」誕生か
― きくちゆみさん

(コラム)映画『アメリカばんざい-crazy as usual』
― 雨宮 処凛

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー R.E.M.
「ひどい政府のときは歌がどんどんできるよ!」結成から27年目の昨年、「ロックの殿堂」入りを果たしたオルタナティヴ・ロックのパイオニア、R.E.M.ビッグイシュー創刊号(2003年9月号)表紙を飾ったR.E.M.のメンバー、ピーター・バックとマイケル・スタイプが、解散の危機を乗りこえて制作された最新アルバムについて語った。
リレーインタビュー・私の分岐点歌手 南 佳孝さん
迷ったときは外に出てみる。民族音楽と触れるたびに引き出しを増やしていった。

国際記事

WORLD STREET NEWS 世界短信
*ダルフール紛争、難民の子どもたちが少年兵に *ラテンアメリカ、頭脳の流出が対外 *エチオピア軍隊、市民を処刑、拷問、レイプ
ノーンギシュの日々
BBCが「フューラダン問題」について報道を始めた

国内記事

和樹と環のひきこもり社会論
観客席に「臨床はない」 斎藤 環

BACKBEAT(映画・音楽)

ART
岡野 慶子

MUSIC
人生は長さじゃない、どう生きるかだ。難病の少女へのエールを歌う ― ROCK‘A’TRENCH

テレビうらおもて
テレビは誰の方を向いているのか

ひぐらし本暮らし
明治から現代、東から西、輝く芸人たちのエピソード
― 永六輔『芸人 その世界』

クリエーターの視点
「一字書」、いかに静かに、いかに文字を鎮まらせるか
― 書家・華雪さん

コミックス乱舞
『 デトロイト・メタル・シティ 』 & 『 SOIL 』

COOKING 枝元なほみのスローシンプルフード
茄子のてんぷら

連載記事

ストリート・エコノミックス
NHSはどこへ行く? ─ シンプルさの美学は復活するか
世界の当事者になる
秋葉原で、1人の若者が「暴発」した日 雨宮 処凛
■ホームレス人生相談
名古屋から東京へ転勤してきた30代後半の男性はとにかく差別の塊。下請けにはキビシクしないとなめられると、罵声、怒号はあたりまえ。あげくの果てには「あいつおおが来ると雨が降る」という理由で作業員をクビにする始末。ただ、上司や会社の後輩によると、本人に差別意識はまったくなく悪意もないらしいのですが…こういう人には、どうやって問題提起したらいいのでしょう?(派遣社員/女性/31歳)
創刊100号スペシャル対談
ビッグイシューを買うとき、自分がどんな感情をもっているのか試され問われる ─ 香山リカさんに聞く
中島岳志の眼
小泉元首相の靖国参拝と世論

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