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No.465

守りたい、「介護の社会化」

2000年、介護を家族の手から社会の責任へと「社会化」をめざしてつくられた「介護保険制度」。誕生から今年で23年、これまで見直しのたびに使い勝手が悪くなり、今回2024年7回目の介護保険法改定案は“史上最悪の改定”と心配されている。
特に懸念されるのは、①利用者自己負担率を2倍に ②「要介護1・2」を介護保険からはずし、総合事業に ③ケアプランの有料化 ④福祉用具の一部をレンタルと購入の選択制に ⑤介護施設の人員配置を減らすなど、だ。
このまま改定が進むと再び「家族化」や「市場化」が待ち受け、制度自体が空洞化し、あなたが“介護離職”せざるを得ない可能性も。
そこで、介護の専門家である服部万里子さん(服部メディカル研究所所長)、小島美里さん(「暮らしネット・えん」代表)、花俣ふみ代さん(「認知症の人と家族の会」副代表理事)、高口光子さん(元気がでる介護研究所代表)に現場での実情を聞いた。
親の老後、いや、あなた自身の老後のためにも、「介護の社会化」を守りたい。

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