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No.334

動く小屋

ものの所有は必要最低限、家も小さくする「タイニーハウスムーブメント」は、米国で2000年頃に始まり、リーマンショックを機に広がった。日本でも東日本大震災をきっかけに動きはじめた。238号特集「小さいおうち」(2014・5・1)に続き、今回は動く小屋に注目した。
竹内友一さん(タイニーハウスビルダー)は、自作のモバイル小屋を引っ張りながら、仲間とつくった米国のムーブメントの映画を全国各地で上映。
相馬由季さん(YADOKARIプロデューサー)は、セルフビルドでメンテナンスも容易な、シャーシ(車輪)付きタイニーハウスづくりに挑戦。
松本憲さん(空間デザイナー)は、軽トラックでも運べるモバイル小屋を製作。ソーラーパネルを積み込み、電力も使えるものにした。
田中元子さん(株式会社グランドレベル代表)はパーソナル屋台を製作、まちに出てコーヒーを配り、“マイパブリック”空間を創造。
モバイル小屋を巡る、あっと驚く楽しい活動を紹介したい。

タイニーハウスは誰でも作れる!
“実現したい暮らし”できる方法をさがせる
竹内 友一さん

予算400万円で、セルフビルドを計画中!
不器用でも作れることを証明したい
相馬 由季さん

設計図なし、音楽セッションのように製作
小屋は、みんなで押して歩くだけでも楽しい
松本 憲さん

自分で作る公共=「マイパブリック」
“パーソナル屋台”でコーヒーをふるまう
田中 元子さん

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