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No.319

笑う。

いつの時代も、どんな人も暮らしの中でストレスをためていて、笑うことでそれらを解放してきた。笑うことは感情を表に出して人々をリラックスさせ、自他が互いに理解しあえる場をつくってきたのではないだろうか。
「新潟お笑い集団NAMARA」は全国初の地方発信型のお笑いプロダクション。高齢者や障害者、摂食障害やうつなどの経験を持ち、自ら"こわれ者"と称する人たちも、表現者として舞台に立つ。
「劇団・笑劇派」(愛知)は、社会問題をテーマにした笑劇にも取り組み、地元密着ながら、北海道から沖縄までの公演をこなす。
落語家ダイアン吉日さん(大阪)は英国出身。英語落語の先駆者、桂枝雀の「お茶子」として落語と出合ってから19年。今や、世界中に落語で笑うことを広めている。
今、近隣社会に密着しながら国内や海外にも活動を広げる笑いのグループと落語家の、笑いを生む活動を紹介したい。

観客から新たな「芸人」が生まれステージに立つ。
「ゴールド人財」、「こわれ者の祭典」
笑いは過去の痛みを緩和し、俯瞰する力をもつ
新潟お笑い集団「NAMARA」、江口歩さん

笑ってもらうって気持ちいい。
地元密着、個性派の5人が演じる、
コントと新喜劇、1本1本がオーダーメイド
劇団「笑劇派」 南平晃良さんと仲間たち

笑うことで乗り越えられることもある。
言葉がわからなくても表情やジェスチャーで笑う
欧米やアジアなど30ヵ国で落語
ダイアン吉日さん

TOP INTERVIEW

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リレーインタビュー・私の分岐点Teach For Japan創設者 松田 悠介さん
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ベネズエラ、独裁政権に立ち向かう若者たち
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

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江戸時代の大阪にあったという不思議な祭礼「大阪七墓巡り」を復活させた観光家の陸奥賢さん。7年目を迎える同プロジェクトに同行して、その思いを聞きました。

連載記事

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―― 広島の原爆文学と福島の今
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コミック マムアンちゃん ―― ウィスット・ポンニミット
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片思い相手と会えなくなり、寂しくて悲しい ☆かぼちゃと豚肉の煮物☆
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