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スポーツは社会を変える
これまで、スポーツは"体育"として肉体の鍛錬を目標にし、精神的には、礼儀や協調性、チームワークを養うことが強調されてきた。また、その担い手も学校や企業であった。
これに対して、スポーツは個人の主体性、判断力、創造性を養うものであると、「スポーツインテリジェンス」を提唱するのが、平尾誠二さん(元ラグビー日本代表監督)である。
特に、ラグビーやサッカーのように、プレイヤーがボールを持つと同時にゲームメーカーともなって勝負を争うゴール型競技では、この時のコンマ何秒かの状況判断のスピードが選手個人、ひいてはチームの力の差を決めるという。
平尾さんの話をはじめとして、サッカーが都市を変え、地域がラグビーチームを支える新潟や釜石の例を通して、スポーツがコミュニティや社会を再生する可能性について考えてみたい。
自発性、創造性をつくるのがスポーツ
― 平尾誠二さんが語るスポーツと社会
希望を与えるスポーツ
― イラク選手のアテネオリンピック
サッカーは都市を変える
― 特例ではない、新潟(人口52万)とアルビレックス新潟の挑戦
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