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No.137

もうすぐ春。日本ミツバチの羽音が聞こえる

ミツバチは、果実や野菜などの植物のポリネーター(花粉媒介者)。1億年以上前から地球上の植生環境を維持するため大きな役割を果たしてきた。アインシュタインも「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上生きられない」と予言した。そんなミツバチがいなくなる?! 2006年頃から、ミツバチが忽然と姿を消すCCD(蜂群崩壊症候群)が米国やヨーロッパで大きな問題になっている。毎年1万匹の女王蜂を輸入している日本でも、ミツバチが不足している。ただし、問題になっているのは、明治以降に移入された西洋ミツバチだ。そこで今、病気に強く天敵の大スズメバチにも強い日本ミツバチに注目が集まっている。だが、そんな日本ミツバチも減っている。なぜなのか?長崎の離島で日本ミツバチを復活させた久志冨士男さん。盛岡で日本ミツバチを再発見した藤原誠太さん。そして、ビルの屋上でミツバチを飼う銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫さんに話を聞いた。日本ミツバチは日本の自然環境、農業を救うことができるのだろうか?

石油系農業から生態系農業へ、
養蜂家は人間社会と自然の触媒役
─ 藤原 誠太さん

農業の未来つくる日本ミツバチ、離島で成功した復活プロジェクト
─ 久志 冨士男さん

ミツバチ飛び、野菜やハーブ畑広がる銀座の街
─ 「銀座ミツバチプロジェクト」 田中 淳夫さん

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