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No.537

お米の国で米をつくる

2024 年から2025 年にかけて、全国で米の価格が高騰し大騒ぎになりましたが、今年は「米余り」で暴落しました。この背景には何があるのでしょうか? 日本の“食と農”は大丈夫なのでしょうか?
日本の農家の約40%は中山間地域にありますが、国は大規模農業への転換を進めてきました。そんな中で、新潟県上越市吉川区に移住し農業を営んできた鴫谷幸彦(しぎたに・さちひこ)さんは、「毎日が楽しくてしょうがない」と語ります。一方で、「大規模化は中山間地域では非現実的。根源的な要因は農家が足りないこと。農家が減ると最終的にお米は高くなります」と断言します。
鈴木宣弘さん(東京大学大学院特任教授)は、「令和の米騒動の背景となった米価の高騰は需要の逼迫だが、じつは10年以上前から米が足りませんでした。その要因は減反と稲作農家の疲弊。将来的に米づくりを支える食料安全保障推進法の制定が要」と提案します。鴫谷さんと鈴木さんに話を聞きました。

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