お知らせ

有限会社ビッグイシュー日本 共同代表よりご挨拶

2026年 8月 19日
市民メディア事業部からのお知らせ

『ビッグイシュー日本版』読者のみなさんへ
22年と6ヵ月ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

2003年5月、「有限会社ビッグイシュー日本」は社会的企業として設立、同9月に『ビッグイシュー日本版』創刊号を発行しました。以来、ホームレス状態や生活困窮状態にある人がすぐにできる雑誌販売の仕事をつくり続け、2026年3月まで(22年6ヵ月)に523号を発行し、総計1031万冊を販売、販売者に17億429万円を提供することができました。貧困問題への理解や解決にいくばくか貢献できたのではないかと思っています。

振り返れば、リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍などの大きく社会が変化する中で、会社は幾度も経営危機に見舞われました。その折々に、販売者3ヵ月通信販売、定期購読、市民パトロンへのご参加や多くの方々の応援を得て、困難を乗り越えてきました。読者をはじめ、応援くださったみなさんからの物心両面の励ましを走馬灯のように思い出しています。そして2026年3月の決算では単年度黒字となり、過去の債務をゼロにすることができました。
心より感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

2026年3月末、有限会社としては解散しましたが、2007年よりともに貧困問題の解決を目指して活動してきた特定非営利活動法人ビッグイシュー基金に事業を継承して実質的に統合。2026年4月から「特定非営利活動法人ビッグイシュー日本」として活動しています。雑誌の発行母体も特定非営利活動法人ビッグイシュー日本となり、編集体制も一新しましたが、独立した市民メディアとして、誰もが生きやすい社会を実現するための一助となる誌面づくりを目指していくことは変わりません。
遅ればせながら、新しくなったビッグイシューに、どうかこれからも変わらぬ応援とご協力をお願いいたします。

2026年8月17日
佐野章二 水越洋子

追記
この22年と6ヵ月、どんな時も希望を失わず、ともに仕事をしてきた販売者のみなさん、スタッフやボランティアのみなさんにも感謝です。本当にありがとうございました。