この9月11日、『ビッグイシュー日本版』は創刊22周年、NPO法人ビッグイシュー基金は設立18周年を迎えることができました。
これもこれまで支えてくださったあなたさまをはじめ、読者、市民パトロン、発行サポーター、時に興味と楽しみをもって口の端にのせ、また手に取り、人と人の間へとつないでくださったみなさまのお蔭です。
感謝とお礼の気持ちでいっぱいです。

私たちは、思いたった時、誰もが、今、すぐに、仕事ができるチャンスとなれるような雑誌をつくり、そして誰かの心に響いてともに行動できる“縁”となれるよう活動してきました。

2025年の今、雑誌は500号、1000万冊をこえ、売り手の方に16億円以上の収入を提供し、また、その周りに小さな商いや事業も立ち上げてきました。
東京では食べ物ロスをなくする「夜のパン屋さん」の創業にかかわり、大阪では100年近い歴史ある商店街でのシェア型の「希望をつむぐ本屋さん」を100人近い棚主の方々とともに運営し始めています。

これからも、あなたや多くの市民のみなさまのお力を借りながら、ともに生き生きとした暮らしや生きたい社会を一歩一歩、つくっていきたいと願っています。

2025年9月11日
（有）ビッグイシュー日本
共同代表 水越洋子/佐野章二
スタッフ一同