第18期（20.4～21.3）は、ＷＨＯ新型コロナパンデミック宣言（20.3.11）以来、今も止まないコロナ感染の年でした。第18期は4月1日に雑誌の価格改定（350円→450円）を行った直後、緊急事態宣言（4.7）で路上の人出が激減し、事実上、路上販売はできない状況からの出発でした。

崖っぷちに立ったビッグイシュー。しかし、多くの方が通信販売、「コロナ緊急３ヵ月通販」にご参加くださり、その結果、「路上」と「通販」という販売の2本柱ができました。“家なき人が減れば、販売者も減り赤字化する”ジレンマからの脱却が見えました。
今期の売上高は1億5千919万円、営業利益は864万円。営業外収益は2千129万円となり、経常利益で2千747万円の黒字となりました。繰越利益剰余金はまだ▲1千167万円と赤字ですが、「通販」をはじめ、みなさまのご参加に心より感謝します。ありがとうございます。
ポストコロナの社会のあり方を考えながら次のステージをめざしたいと思います。