最新号・
バックナンバー

No.295

国境こえ、ともに生きる――市民の国際ネットワーク

国や言葉、文化を超え、人間の喜怒哀楽は世界中で共通している。
グローバル化や難民問題により、世界が"自国主義"に回帰しつつある今、ネットを通じて人々がつながり、国境をこえて市民が連携する国際ネットワークが広がりを見せている。
たとえば、「タックス・ジャスティス・ネットワーク」は世界中に支部やパートナーをもち、富裕層や多国籍企業の"税逃れ"の実態を調査する。「ザ・シード・セイバーズ・ネットワーク」は、世界44ヵ国の市民と連携して「タネの銀行」を広げてきた。
「ソーラークッカーズ・インターナショナル」は、ソーラークッキングの国際会議をひらき、市民シェフが難民キャンプなどに駆けつける。「キュア・バイオレンス」は、暴力を"感染症"として捉え、治療と予防が可能なものとして国際的な広がりをつくりつつある。
「ともに生きる」市民の国際ネットワークに、あなたもつながりませんか?
(コラム)「ロビンフッド・タックス」キャンペーン

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー ユアン・マクレガー
平凡な大学教授が、世界を股にかけた亡命劇に巻き込まれるスパイ・エンターテイメント『われらが背きし者』。主演のユアン・マクレガーが、若い頃の自分、彼をスターにした『トレインスポッティング』の続編、人生でもっとも大切なものについて語った。
リレーインタビュー・私の分岐点赤堀 雅秋さん
自分がバカにしたものに歯が立たなかった。本気で伝えたいならどんなに不格好でもいい。

国際記事

企業や富裕層による「税逃れ」の実態を追う
―― タックス・ジャスティス・ネットワーク
世界44ヵ国に広がる「タネの銀行」
―― シード・セイバーズ・ネットワーク
世界300万人の"太陽光シェフ"たち
―― ソーラークッカーズ・インターナショナル
暴力は″感染症”に酷似、予防・治療できる
―― キュア・バイオレンス
若者国会、テレビ番組、デジタル工房、投票行動
―― 英国、若者たちの政治参加
監督インタビュー
『歌声にのった少年』
WORLD STREET NEWS 世界短信
フランス パリの新環境条例 低所得層を直撃
中国 荒れていく肥沃な農地
イタリア ビーガン(純菜食主義者)は子供への虐待?
米国、不法移民の拘留で利益を得る民間刑務所会社

国内記事

ワンダフルライフ
ノースリーブ、ワンピース型、膝丈のチマチョゴリ ―― 趙 成珠さん
(コラム)何冊もの本を読んだような濃い“野宿体験会”

連載記事

被災地から
―― なぜ、行政は「子どもの保養」に無策?
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
―― ゆとりなき時代の人助け
コミック マムアンちゃん
――ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
しんどく感じずにPTA活動をするには?(38歳/会社員/女性)ー野菜とちくわの辛味噌ディップ添え
ビッグイシューアイ
強行される沖縄・高江のヘリパッド建設
新連載宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ
――相次ぐ原発の再稼働

バックナンバー

バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください

メールで更新通知を受け取る